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【人生のシナリオは自分で書き換えることができる】
- ポイント1 5つの基本理論
- ポイント2 核は「共同体感覚」
- ポイント3 自分への言い訳を避けるには
◆目次◆
序章 アドラー心理学とは?
第1章 人間関係がうまくいかないときは?“コミュニケーションの達人になる”
第2章 部下が思うように動いてくれないときは?“マネジメントの達人になる”
第3章 自分に自信が持てないときは?“モチベーションアップの達人になる”
第4章 新しいことにチャレンジできないときは?“ブレークスルーの達人になる”
第5章 運が悪いと感じるときは?“グッドラックの達人になる”
第6章 チームの輪が作れないときは?“チームビルディングの達人になる”
第7章 自分を好きになれないときは?“ポジティブシンキングの達人になる”
第8章 何をやってもうまくいかないときは?“パフォーマンスの達人になる”
第9章 仕事も家庭もうまくいかないときは?“ギバーの達人になる”
読んだきっかけ
「ツナグ図書館」の活動を通じ、明日香出版社様よりご恵贈いただきました。
ありがとうございます。
こんな本です
「マンガで3時間でマスターできる本」の名前のとおり、アドラー心理学のポイントを簡潔に学び、あなたの悩みに今すぐ使える作り。
監修者であるアドラー心理学の第一人者・岩井俊憲さんも
「こう考えてこのように行動するとしたら、間違いなく人生の課題(ライフタスク)をシンプルにこなせる」と腑に落ちることの連続でした。
その訳は著者の吉田博さんがアドラー心理学を徹底的に【実践】レベルに落とし込んだことによると思われます(P220)。
とお墨付きを出されています。
ポイント1 5つの基本理論
アドラー心理学は、「人間が幸福に生きるためには何が必要なのか?」という究極のテーマをわかりやすく教えてくれます。
「人は目的のために生きている。幸せになるには勇気を持つ必要がある」(P20)
その基本的な理論は、次の5つからなっています。
- 「目的論」人間の行動にはすべて目的がある→赤ちゃんが泣くのは親の関心を引くため
- 「全体論」人は独立した存在ではない。心も体も、意識も無意識もつながった存在
- 「認知論」人は主観的には物事を把握できない→感じ方は人によってさまざま
- 「対人関係論」すべての行動には相手役がいる→人が行動するときには必ず相手がいて、自分の感情を使っている
- 「自己決定論」自分のすべての行動は、自分自身で決めることができる
1900年代初頭に誕生したアドラー心理学ですが、全く古さを感じませんよね。
アドラーは「自己啓発の父」とも呼ばれるほど、現代の「自己啓発」に大きな影響を与えていると言われます。
ポイント2 核は「共同体感覚」
アドラー心理学のキーワードはいくつかありますが、核は「共同体感覚」。
共同体感覚は
- 「所属感」
- 「他者信頼」
- 「他者貢献」
の3つからなりますが、アドラーは
「仲間(他者)に貢献している」と思えたら、残り2つも手に入る
としていました。
仲間に貢献すれば、存在価値を高められ、自分を信じられる。すると、自分を認めてくれる仲間のことも信じられ、居場所ができるのだ(P46)
つまり、アドラー心理学の「貢献」とは「情けは人の為ならず」といえるのです。
協力したくても自分には能力がない、と思ってしまったあなた。
できることで貢献すればいい、とアドラーは言います。他者のために労力を使うことに意味があるのです。
ポイント3 自分への言い訳を避けるには
個人的に一番刺さったのはこちら。
「怠惰には隠された無意識な駆け引きがある」とアドラーは言及しています。
「能力がないと言われるよりも怠惰であると言われるほうがマシ」(P172)
準備をきちんとしなければ「あいつは怠け者だ」と言われても、「あいつには能力がない」と言われることはありません。
つまり、怠惰を隠れ蓑にして、自尊感情を守っているということ。
成長のために、自分への言い訳をやめましょう。
徹底的に準備をする。そして、その結果を受け入れる。結果が芳しくなくて悔しい思いをしても、次に活かせる。圧倒的な成果を達成することができる。
それは、「怠惰」に逃げていたら決して手にできないものです。
完璧主義の人ほど、この罠に陥りがち。私もその一人です。
思いきって「怠惰」の隠れ蓑から出てみませんか。
こんな人にオススメ
- アドラー心理学をこれから学びたい人
- 今直面している課題をなんとかしたい人
レベル
守 アドラー心理学をどう実践するか学べます
私のアクション:「劣等感はやることでしか克服できない」を口癖にする
※この本のメモはありません
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