- 作者: 倉方秀憲
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: 単行本
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フランス語を勉強したことのある方ならご存じだと思うが、フランス語はある単語の後に母音で始まる単語が続くと、前後の音がひっつくのであります(もちろん時と場合によりますが)。
あるレッスンで数字の数え方をやっていた。石原都知事が文句を言いたくなるくらい複雑なのは大学で習ったから織り込み済み。数字を耳で聞き取るのはものすごく大変なのだが、私が大学生の頃フランスの通貨はフランだったので、後ろにフランがつけばああ前は数字ね、とそこで考えることができた。
しかーし。そのレッスンでは数字とユーロが合体しているではないですか。あっ、ユーロは母音で始まる語だった…。
大学で教わったフランス語の先生はフランス留学の経験があったのだが、先生ですらフランスに行った直後は数字が聞き取れず、手持ちのお金の一番額面の大きいものを出していたので常にポケットは小銭だらけだったそうだ。ユーロになったらさらに聞き取れなくなることは必至。こうなったらカード使いまくるしかないですな。私が行くところはかなり田舎が多いのですが…。