■フランス語
今までいろいろ書いていたので、これを発表しなければなりません。
フランス語は英語と全く逆だなあと思った(あくまで私の場合ですが)。英語は何となく言われたことはわかるのだが、言いたいことが口から出ない。フランス語は言いたいことはとりあえず伝わるが、何を言われたのかサッパリわからなかった。残念。
音感があるせいか発音はけっこうそれっぽくなっていたので、フランス語ができる人と勘違いされたらしくナチュラルスピードで返答されてとまどうことも何回か。なまじ発音がいいのも困るかなあと思った。
伝わると言っても本当にレストランで注文するとか、決まり切った場面だけの話で、
「料理を分けるから小皿をください」
とか
「スプーンをあと2つ持ってきてください」
というのは用意のいい人がコピーしてきた例文集を見せて乗り切った。情けないなあ。
それでも、勉強熱心な人はなるべくフランス語で言おうとトライして
「フランス語できるの?」
と聞かれ、いろいろ親切にしてもらっていた。フランス人はフランス語を話そうとする人に優しい、というのは本当だと思った。
はり切って勉強したわりには不満の残る結果になってしまったので、またフランスに行って次にはもう少しちゃんと会話がしたい、と雪辱を誓った。