リモートビューイング

ラクに人生うまくいく!　直感が3分で目覚める!―Remote Viewing

タイトルに惹かれ図書館で借りた本。よく読んでみたらリモートビューイングというアメリカ陸軍でさまざまな情報を得るために利用されていた技術について書かれた本だった。

超能力者がよく事件の犯人や行方不明者のいる場所を透視しているが、リモートビューイングとはあの能力のメカニズムを解明し、そういう能力のない人でも訓練で同じような成果が得られるよう開発されたものだ。超能力者はビジョンでそういう情報を得ているが、リモートビューイングでは色や手触り、匂いなどの情報のヒントを直感で得て、それが何なのかを後で分析するのだそうだ。

著者のさがわあつしさんは、アメリカでこの技術を学び、日本で講座を開いている方だ。本に載っているのは初歩的なことだと思うがなかなか面白そう。
人は思考する癖がついているので、とにかく直感を正しく受け取ることがポイントのようだ。仮にリモートビューイングの技術が上手くマスターできなかったとしても、直観力を磨いたり少なくとも思考しない瞬間を作ることができるだけでも価値があると思う。

しかし、リモートビューイングの練習の用意として、できるだけ気が散らない環境を作るというのが条件。少なくとも机の上にはペンとＡ４の紙だけにしましょうとあり、それがクリアできずにまだ練習できていない…。