- 作者: 樹門幸宰
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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著者によると、名前を見れば魂の今世の目的や使命がわかるのだという。さらに、それは祖父母から伝わる基礎運と両親から伝わる影響運からなるのだそうだ。祖父母の魂が自分の人生で果たせなかったことを孫の代で果たそうとするらしい。それは祖父母が亡くなっていても存命でも関係ないそうだ。なんとも衝撃的な話でぽかんとしてしまった。
しかも、結婚できる相手も厳密に決まっているらしい。長男は長女と、次男は次女としか結婚しないそうだ(ここでいう長男や次女、というのは実際に生まれた順番ではなく、名前からわかるもの)。
さらに家の盛衰も関係してくる。どの家も隆盛と衰退を3代ずつくり返しているそうで、自分がそのどこにあてはまるのかを知ることが生きていく上で大切のなだそうだ。
というわけで、紙に父方母方の祖父母まで書いて計算しましたよ。
著者はもと数学教師なのでこの方法を編み出せたのだと書かれていたが確かにちょっと面倒。ごく基本的なことは姓名の暗号・魂ゆら占いで調べられるので興味のある方はどうぞ。
しかし、自分で計算したのと上の無料鑑定の結果がだいぶ違っていた。やっぱり数学的センスが必要なのだろうか。私は根っからの文系だからなあ。
うちの家系で調べたところ、確かに結婚相手が自分と同じタイプという法則はほぼあてはまっていたし、代によって出る傾向が違うというのはわかった。何が恐ろしいって私は2人兄弟なのだが、ふたりとも一発逆転、のるかそるかみたいな珍しい運命だったのだ。本によれば引田天功さんがこのタイプらしい。引田さんは芸名だからまだいいけど、私たちは本名…。
とはいえ、子どもふたりに同じタイプの名前をつけたというのも先祖の並々ならぬ危機感を感じなくもない。
ただ、この本ではわからないこともたくさんあり、父母から受け継いだ運についてはほとんど触れてられていない。消化不良じゃん、と思ったが続編「姓名の暗号解読法―あなたの運命がやさしく計算できる」もあるのだ。調べたら図書館にもあったので予約した。
読んだらまた報告します。