世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
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会議でただ反対だけされて頭に来たことはないだろうか。じゃあもっといいアイデアを出してよ、とかどうしてこの案がそっちの案よりいいのか説明できるの、と言いたくなったことは?この本を読めばただの感情的なケンカではなく、もっと建設的な問題解決ができるようになります。というのがこの本のコンセプトだと思うが、看板に偽りはないと思う。
予測をして検証したり、上手く行かない原因も探れるようになる。それに、こんなの自分でできると思っていなかったのが分析。とにかくまずアイデアをどんどん出して、それからたとえば「効果の高低」と「すぐできることか、大変なことか」という軸でマトリックスを作る。さらに、どうすればこれをより効果の高い方法に、また簡単にできることに変換できるか考える。パソコンの専用ソフトがなくても、手書きでできちゃうんですね、こんなことが。目からウロコ。
こんな本を中学生の時に読んでいたら、もっと建設的な人生が送れていたんじゃないだろうか。漠然とした不安であきらめたり、何となく判断してしまっていたり。著者はこの本に出ている方法をくり返しやれば自然に自分で検証ができるようになって人生が広がる、と書いていたが今からでも遅くないと思う。大人もぜひ。
図書館で借りたので実際に身につけるためには買わないとなぁ。