- 作者: 西田文郎
- 出版社/メーカー: インデックス・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
「この本を手に取った瞬間あなたの人生が変わります」
と書いてあるので読まずにはいられなくなる。
3秒ルールとは何なのか。それは「脳のしくみを利用して嫌な気持ちを切り換え、前に進む」というものだ。「マイナス思考を削除し、脳を3秒という一瞬でプラスにチェンジする」ものと言えばわかりやすいかも。
私はもともと嫌なことを引きずるタイプだ。本当にネガティブ思考だった時期もあるが、本を読んだりいろいろやって今は意識しなくてもまあまあプラス思考でいられるようになった。しかし、嫌なことがあった時のダメージがものすごく大きくて、まあいいやと思えないのだ。「最初の矢に打たれても二度目の矢に打たれるな」という格言があるらしい*1が、これはたとえば「失恋は仕方ないけど、それをいつまでもくよくよ引きずるな」というような時に使う。このたとえで言えば、私はまさしく“一度失恋するとそれをずっと引きずっている”タイプ。それがもったいないなあ、と常々思っていたので、この3秒ルールで何か変えられたらと思い読んでみた。
特に目新しいことが書いてあるわけではない。夢を叶えたければ紙に書け、目標は期限を決めておかないと叶わない、目標は明確であればあるほど叶いやすい、脳がワクワクすることが叶える秘訣、などなど。
でも、それは私が長年いろんな本を読んでいたからそう思うだけで、そういう知識が全くなくてもこの本を読めばやり方がよくわかるようになっている。とにかくやってみたい、という人にいいと思う。とても読みやすいし、順番に書き込んで行くノート形式になっているのでとっつきやすい。
それに、この本の一番の特徴は「心質」を高めよう、という視点から書かれていること。これは著者の造語で文字通り心の質のことだ。目標が叶った時幸せでいるためには心質が大切なのだそうだ。目標が叶うならそれでいい、本能むき出し、というやり方もあるが、「自分だけでなく相手も、そして周りもみんながうまく行く方法を考える」というメソッドはすばらしいと思う。誰かから奪うやり方は、長い目で見ると決して成功とは言えないことが多いからだ。
それらのことを踏まえ、自分を知ることで自分を3秒でプラスに切り換える方法を考える。人はそれぞれ違うのでひとりひとり効果的なものは違うのだそうだ。誰にでも効く魔法の呪文ではないらしい。
私は書き込みのワークはあまりちゃんとやってないのだが(目標を具体化するとか、自分の内面やトラウマと向き合うなどはいろいろやってきたと思うので)、プラスに働く言葉とポーズ、さらにマイナスを消す言葉とポーズを決めた。心に響けば何でもいいのだが、なぜか全部英語になってしまった。マイナスを断ち切る言葉は宮崎アニメ好きならたぶんわかる、シータがラピュタを終わらせる時に使った呪文をそのまま流用させてもらった。これなら嫌なことが一瞬で崩壊するイメージが描けるからだ。なかなか効果ありそう。いろいろ試して使えるものにして行こうと思う。
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
今回の失敗はなかったことにして、次へ。
と、すぐに気持ちを切り換えてどんどん前に進んでいく。これが、できる人の条件なのです。
三方よし
近江商人の座右の銘が、「三方よし」という言葉でした。
これは自分たち「売り手」だけでなく、「買い手」も「世間」も、この三方向すべてがうまくいくように心がけるというものです。
売り手がいいのはもちろん、買い手だって喜んでくれなくては、いい商売とはいえない。さらには、世間全体に利益をもたらさなくては、商売として成功したとはいえないという考え方です。
*1:2回ほど聞いたことがあるがネットで調べたら出てこなかったので詳細は不明。すみません