
和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ
- 作者: 和田裕美
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
この本によるとお金を使える人は営業成績がいいものだそうだ。この、一見無関係のことが実は大きな関係があるのだと読むうちに理解できる。今「人にものを売る」仕事をしていなくても自分にお金が入ってくる使い方を学べる。それは「ワクワクしてお金を使い、自分に投資すること」。高いと思ってもお金を出して経験してみること。そうすることで自分のステージも上がるし循環が生まれ、結局自分に返ってくるのだそうだ。
また、日本人に多い「お金が減るのが怖い」心理についても詳しく書いてある。親から受け継いでいる「お金に対する考え方」が自分を縛っていることも多いので、点検してみることも必要かもしれない。
私がこれからやろうとしている仕事は、その価値をわかってもらわなければなかなか来ていただけないものだ。そういう意味でもこの本は役に立った。紹介だけで成績を上げられる人は何が違うのか、という話もヒントになった。
和田さんの本はやさしい言葉で書いてあるのでつるっと読めるが内容はとても濃い。特にこの本はお薦めです。
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
今の自分が持っている最大の財産は自分自身です。
自己投資というのは、自分の内側に眠っている可能性に投資することです。
だから、お金を使うことは、自分を信じる方法のひとつでもあるんです。
「お金がかかるから、自分はいいんだよ」と思う人も、詩文を磨くことによって、自分の周りも、本当は幸せにできるはずです。
これから稼ぐ人であって、夢を実現する人であるのだから、もう、未来に得る自分の姿で行動していかないといけないのです。
稼いでから買うのではなく、稼げるようになるために買うなのです。
自己投資は最大の勇気であり、自分を信じることができる成功の近道なのです。
クレジットって、先に何かを手に入れて、人生を楽しむためにあるものだと思うのです。
お金は貯めておくことができるけれど、人生の時間には銀行がないから、今、この瞬間にも減って行くばっかりで、増えることは絶対にないのです。
お金よりも大切なものは、人生の時間だから、それを普通より早く経験できるために、お金を借りただけです。
当然、時間を得した分だけ、金利を払っていると思うのです。
インスピレーションを大事にする
「あっ、いいな」というピンって来た感覚は、ワクワク度合いが大きいので、正解が多いのです。
松下幸之助さんが決断の判断基準にしていた「51%の決断」、私、好きなんです。
ものごとを決断するとき、半分より1%でもいいなと思ったら、GO!です。
情報やうわさとか、自分の未来への不安によって決断できないことって多くあると思います。でも動いてみたら、どうも「なんとかなる」ことが多く、さらに「うまくいく」ことも同じくらい多くあるのです。
だから最初に感じたワクワクを信じて進んだ方が絶対に、絶対に人生は好転します。
お金を経験のために使えば使うほど、お金がどんどん生まれてくる
私はこの法則に気がついてから、無駄だなと思うものにはどんなに安くてもお金を使わなくなりました。
けれど、「これは」と感じたものには買える範囲ではありますが即決でお金を使うようになったんです。
結果、確実にお金の循環はよくなりました。
お金で得るものは、経験です。
お金は貯めてじっとさせているものではなくて動かすものであり、使うものです。
お金は経験を増やすひとつの道具にすぎません。