毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

結局はシンプルに向かう

まだ書類整理や在庫管理、動線を考えたものの置き方など大きな作業ができていないので今やっていることは成果もささやかなものだが、流れができてきたように思う。思いついたことをメモして最適な方法で処理する。無駄なくできるほど自由に使える時間が増えてゆとりができる。目指すのはそんな単純なことなのだ。周囲が言うには「超」整理手帳を買ってから私の行動がずいぶん変わってきたそうなので、やはり効果があったのだろう。ツールでそんなに変わるとは驚き。

もちろんいつもいつも絶好調ではない。何もせずにだらだらテレビを見てしまう時もあるし、布団をかぶって寝てしまう時もある。だが、だんだんわかってきたのは「何もしないでいい日なんてない」ことだ。やらないこともできるが、田中宥久子さんが著書に書かれていたように、あとでツケが回って来るのがわかっているからやることを選択する。それだけ。その日できなければいつやるのか、どうするのか決めておけばいい。最近は次の日に回したりすることも多くなった。でも次の日ちゃんと片付ける。

最近の実感は「やりかけたことがたくさん残っているほど動きが悪くなる」ということ。自由が減って苦しくなる。だからやりかけたまま放り出すのが一番自分を苦しめるのに、今までの私は手をつけてはまた別のことが気になる繰り返しだったのだ。結局自分の首を絞めていたのだと思う。

いろんなことを覚えていようとしたり、やりかけたままにしておくとパソコンにウインドウをいくつも開いているのと同じ状態になるそうだ*1。だんだん処理スピードが落ちていくのだという。個人的な感覚かもしれないが、人間はシンプルなものだから一度にいくつもいろんなことはできないような気がする。いくつもしなければいけない時は、できるだけひとつのことに集中できる状態にしてしまえばいいのだ。そのためにメモしたり、スケジューリングしたりというテクニックを使う。もちろんそれと併せて「仕掛かり残を作らない」ようにすることが大切。やりかけのことがたくさんあると、あれもしなくちゃこれもしなくちゃと考えてフットワークが悪くなる。やり残しがあるところから体にゴムが巻きついて、だんだん前に進めなくなるような感じがするのだ。

テクニックはあくまでテクニック。自分がどうなりたいのか、どこに行きたいのか、そこを忘れずにさらに手帳を使う方法を工夫したい。

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*1:11月6日ほか、何度か書いています。以降「ウインドウの法則」と呼ぶことにします。