毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

フォトリーデングにトライ

15日の日記に書いたように、お金と英語の非常識な関係・下に書いてある方法を見ながら「フォトリーディングもどき」してみた。

結果――案外読めた。あれ〜、けっこう理解してる?とちょっと驚き(本の詳しい内容は下の読書日記を見てください)。
もちろん、私はフォトリーディングセミナーを受けていないし、神田さん監訳の本あなたもいままでの10倍速く本が読めるも読んでいないのでやっているのはあくまで「もどき」だ。加えて、私はSRS速読法という別の速読メソッドを訓練した経験があるので、他の人がこの本の通りやって同じ結果が出るかと言われるとむずかしいと思う。
なので、以下に書く感想は特殊な例として読んで頂くことをお勧めします。

フォトリーディングというのはひとつのテクニックだが、パラダイムシフトでもあると思う。神田さんも書かれている。

フォトリーディングは努力ではなく、できると知ることが大切なのだ。
(注・太字部分は原文では傍点です)

「読書とは本を最初から最後まで通して文字を全部読むこと」だと普通思っている。だが、そう思っているうちはフォトリーディングできない。1ページ全体を1秒くらいでどんどん見て行く作業があるが、普通はそれで読めるわけないよ、と思う。その意識を壊さないとフォトリーディングにならないのだ。幸い、私は方法は少し違うが「一度に大量の情報を脳に入れることが可能」ということはわかっているので抵抗なくできた。違いがあるとすればたぶんそこだと思う。
読むだけでそういう意識にスイッチが入る人はセミナーに行かなくても丁寧に書かれた本で身につくかもしれない。だが、ほとんどの人は今まで普通と思ってきたことを壊す思い切った意識改革をひとりでやるのはむずかしいんじゃないだろうか。


個人的には思ったより読めたと感じたので、むずかしい本を何冊かこのは手法で読んでみて、これでいけると思えたら「もどき」で使おうかと考えている。細かいところは違うが、たぶん半分以上は同じだと思うので。
前の日記に書いた「日本語の方が英語より速読に向いている」という栗田先生の話に似たことは神田さんも書かれていた*1

この本は英語がテーマの本なので、フォトリーディングで読んでみる対象ももちろん英語の本だ。私が今回試しに読んだのは翻訳された日本語の本なので、次は英語の本も試してみたい。何しろ今勉強しているジャンルはヨーロッパで盛んなので、原書が読めればものすごいアドバンテージがあるのだ。
日本語だが分厚いハードカバーが抵抗感なく読めたので、こんな風に原書も気楽に手に取れるようになるとうれしい。

*1:p20 英語は象形文字ではないので、パッと直感的に意味をとらえることができない