毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

自分ブランドの見本☆☆

朝9時までの「超」仕事術

朝9時までの「超」仕事術

土井英司さんのメルマガで紹介されていた本。
著者は税理士で、毎朝4時に起きて仕事をすることで成功が加速したそのノウハウを教えてくれている。

面白かったのはこの本でもブランド化について書かれていて、著者のブランドは「朝4時起きの税理士」だ。ブログでこのブランドをしっかり確立したことでさまざまな面でプラスになっている。たとえば、朝4時に起きる=時間を無駄にしないというイメージから、約束の時間をきっちり守ってくれるお客さんが増えたそうだ。もちろんいろいろな面で努力されている結果なのだが、何でもブランドになるものだなあと思った。

もうひとつ驚いたのはやはり「この人もフォトリーディングを学んでいた」ということ。勝間さんが週刊ダイヤモンドで「フォトリーディングの講義を受けた人はかなりの確率で本を書くようになります」という講師の言葉を紹介していたが、本当だったのだな、と実感した。ただ、著者は今はフォトリーディングそのままではなく、自分なりの速読に変えているそうだ。

朝4時とは言わないまでも、ある程度早起きすることでたくさんのメリットがある。今さら言われなくても、と思うかもしれないがこの本を読むと「早起きしてみようかな」と思う。また、自身の体験から考えた資格勉強の理想的な時間割など、上手な時間の使い方のヒントもたくさんある。さらっと読める本なのでヒントがほしい人にはおすすめ*1

以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

世阿弥の考え方「守・破・離」

まずは、基本を身につけ(守)、そこに自分なりのアレンジを加え(破)、独自の道を確立する(離)――これは新たに何かを起こす場合、すべてにおいてあてはまることです。
守を飛ばすと、破や離には進めません。まずは人の真似をして実践しないことにはなにごとも始まらないのです。始まったとしても、守を飛ばすと道草をくう時間が長くなります。

消費者がブランドにお金を払う意味
  1. 一定の金額を支払ったことによる満足感
  2. そのブランドを持っていることによる満足感
  3. 対外的に見られることへの意識
  4. 当然よい一定レベルの品質
はじめにマインドありき

テクニックとマインド、どちらが欠けても成功できません。言うまでもないことかもしれませんが、より大切なのはマインドの方です。マインドがしっかりしていれば、どんどん次のビジネスモデル、テクニックを作り出せるからです。
ところが、世の中の多くの人はテクニックに翻弄されています。

*1:特に目新しいことが私にはなかったので☆は2つになりました