毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

番外編1・スウィートルームに宿泊

2008.10.04追記 迎賓館及びエリタージュは、一般の予約を休止しています。
■セレブ化計画
久しぶりのハウステンボス。大好きで何度も行っていて、たぶん今回が6回目だと思う。
はじめは園外のホテル、その後は園内一と言われるホテルヨーロッパ「ホテルヨーロッパ」を利用するようになった。海外旅行に何度か一緒に行った友人がホテルジャンキー*1で、それに感化されて「旅行は非日常を楽しむもの。ホテルもできるだけいいところに泊まって楽しみたい」と思うようになったので。

しかし、実はホテルヨーロッパ以上のホテルが存在したのだ。その名は「迎賓館」。名前の通り海外からの来賓や皇族の方々などをお泊めする施設と聞いていたので一般客は泊まれないものだと思っていた。それが、ここ数年は宿泊プランが出るようになった。もちろん自分史上最高のお値段だったが、高級なものを経験することも必要だと思い切った。和田裕美さんも「稼げる営業」になる!で書かれていたし。

今回のプランはスイートルーム宿泊と、1階にあるフレンチレストラン「エリタージュ*2でのディナー、ルームサービスの朝食がセットになっていた。人生初スイートルームが迎賓館なんて究極のしあわせだ。


ホテルヨーロッパでチェックインをすませ、そこから車で送ってもらう。案内された部屋はもちろん目の前に花火が上がる最高のロケーションだ。今まで通りから迎賓館を見ていたのと逆の風景が広がっているのでとても不思議な気分がした。この場所からしか見られない贅沢な景色。

贅沢と言えば部屋のしつらえも調度品も最高のものばかりだった。ドアを開けてすぐは玄関にあたる広いスペースがあり、来客用のトイレもそこに。ドアを開けたとたんプライベートが見えないための配慮だろう。もうひとつのドアを開けるとリビングルーム。ソファセット、執務室のような重厚感あるテーブルと椅子、6人掛けの大きなテーブル。ちょっとしたキッチンもあり、本当に家のよう。住みたくなってしまった。
油絵が掛かっていたり陶磁器を飾ったガラス棚があったり、カーテンも壁紙も最高級のものなのだと思う。ホテルによくある空調の音がまったくしないのも驚いた。音に敏感な私にはありがたい。

横のドアを開けるとベッドルームがあり、洗面所といったら申し訳ない豪華なスペース、モザイクタイルのバスルーム、シャワースペースが別にある。ベッドルームにもソファセットがあり、とてもゆったりした広さだった。

居るだけで楽しい場所、というのを今回初めて知ったような気がする。ソファに座って外の景色を眺めているだけでも、テーブルでお茶を飲んでいるだけでも一瞬一瞬が本当にしあわせなのだ。広くて美しい空間がいかに人をしあわせにするか体験させてもらった。


ゆったりした時間を楽しんだあとはいよいよエリタージュでのディナー。エリタージュはお料理はもちろんだが、とにかくサービスが素晴らしいレストランだと思う。前にディナーを頂いたことがあり、最高級とは人を緊張させない心遣いができることだとその時思った。さとなおさんも「できるだけわがままを言って楽しむ」主義と書かれていたのでソムリエに好みを伝えてワインを選んでもらったり、チーズやデザートを選んでもらう時にもいろいろお願いした。きちんと応えていただいてうれしかった。みなさん会話も楽しくて話が弾み、結局一番長い時間お店にいたのは私たちだった…。

部屋に戻るとベッドカバーをはずしてすぐ休めるようきちんとセットしてあった。そういうサービスもあるのだ。至れり尽くせり。ワインの酔いが心地よく、寝てしまうのはもったいない気もしたが今日は素直に就寝。

*1:高級ホテル大好きな人のこと(という意味で私は使っていますが、正しい用語解説はありませんでした)。詳しくはこちらの本

*2:以前関西でグルメのコラムを書かれていたさとなおさんのサイトさとなお.comの紹介文が素晴らしいのでエリタージュについてはぜひこちらをお読みください