毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

番外編その3・本物のセレブとは

■セレブ化計画
旅行3日目は特にセレブなプランではなかったので、ここでは帰りに体験したことを。


博多駅で新幹線を待つ間、何か飲み物を買おうと構内をうろうろしている時に売店の陰にひっそりとある椅子に座った人が目に飛び込んできた。場違いな感じが強くしたからだ。

ジーンズのジャケットに白のワイドパンツ、髪は後ろでまとめて大内順子さんのような大きなサングラスをかけていた女性。2〜30代だと思う。明らかに目を見せたくない=素性を隠したいという雰囲気だったのに「きれいな人オーラ」が発散していた。たぶん芸能人かモデルさんだと思う。誰かはわからなかった。これから新幹線に乗るなら普通は荷物がたくさんあるはずなのにその人は小さなバッグしか持っていなかったので、たぶんマネージャーかお付きの人が別にいたのだろう。

あまりにきれいなので思わずしげしげと見ていたらその人は立ち上がってどこかへ行ってしまった(すみません)。有名人だったらサインをもらおう、という下心ではなくてあまりにもきれいだったのでびっくりして見てしまっただけ。


私はお茶のあるコーナーを見て歩いていたので、その人は普通なら視界をかすめるかどうかという位置にいた。なのに見ずにはいられなくて見てしまう、というのはただならないセレブオーラのなせる技だ。サングラスをかけていても明らかにきれいとわかる、というのが衝撃だった。美容家やファッション評論家の人たちはよく「美は細部に宿る」というが、きれいはトータルで見るものなのだと教えてもらった。その人にはその時「目力」もなかったし、目立たないようにしていたと思う。それでもにじみ出るものがあるのだ。

ちょっとスイートルームに泊まったからってセレブの仲間入り、とか浮かれている場合じゃないぞ、と思った。今の私は駅にいてもその他大勢に溶け込める自信がある。もちろん、どこにいてもきれいすぎて目立つことがその人にとってしあわせかどうかは別の話だが。

きれい=目立つ=セレブというイメージは短絡的なのかもしれないが、私にとっては「素敵な人はどこにいても普通と全然違う」ということを見せてもらえてよかった。これから目指すイメージができた。


3日間、他にも行きの飛行機はクラスJにしてみたり、いつもはコンビニに買いに出るお水をあえて冷蔵庫から飲むなど、今までとは違うワンランク上を意識してみた(小さなことですが)。豊かになるとは自分を大事にできることだと思う。お金と時間を贅沢に使う経験はいつもできるわけではないが、これからも少しずつ自分が豊かになる経験を積み重ねたいと思う。