- 作者: 舛田光洋
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私にとっては「そうじ力」で自分磨き!」が最高の本だったのであれがあれば充分かな、と思った。
確かに、「そうじ力」を身につけることで「ビジョン→プランニング→実践→次のビジョン」というサイクルを生むことができ、一拭きするだけで即結果が見えることから実行しやすく、きれいになることで小さい成功体験を積むことができる。なので、「自己啓発本ばかり読んでいないでそうじしよう!」という著者の言葉はある意味正しいと思う。
個人的には第2部の理想の自分を思い描き、現実の自分とのギャップをどう埋めれば理想に近づくのかを書き出し、それをスケジュールに落とし込むというやり方が一番役に立った。スッキリぴかぴかの部屋をイメージするだけでは現実にならないし、かといってギャップばかり意識すると落ち込んでしまうので。とはいえ、このやり方は藤沢優月さんの「因数分解」、勝間和代さんの「チャンクダウン」にほかならない。そうじにもつかえるのか、と新鮮な感じがした。
私の場合、整理も掃除もとにかくものを捨ててからだろう、という状態なので4月はとにかく「捨てる」ことに集中しようと思う。「捨てる」には新しい自分になる意味もあるそうで
- 「もったいない」を捨てる
- 「いつか使うもの」を捨てる
- 「自分のレベルを下げるもの」を捨てる
- 「過去の栄光や思い出」を捨てる
というリストを見ると捨てる目的が見えてくる。
この本は会社で「そうじ力」を発揮して成功するにはどうするか、というところまで書いてあるので「そうじ力」の本をまだ読んだことがなく、かつ仕事で成功したい人にいいと思う。