毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

ムダを取る

NHK「プロフェッショナル」を見た。山田日登志さんは赤字工場の再生請負人で、この道30年のベテラン。トヨタ生産方式を学び、その手法を工場の実状に合わせた指導は定評があり、依頼が殺到しているそうだ。

現場にカメラが同行していたのだが、山田さんは初めて視察に訪れた工場に足を踏み入れたとたんムダの指摘。これはひとりでできる、在庫がムダ、そばに置けば移動時間がカットできるなど容赦ない。そして工場はどんどん業績が回復してゆくのだ。

もちろんそれにはムダをカットして生まれた人やスペースをどう使うかという話になるのだが、私が感動したのはあの怒濤のようなムダの指摘だ。全部を見て回ってからではなく、見るなりムダと判断するスピードはやはりこの道30年の経験なのだろう。

そういう目で私のいる環境や作業を見たらどうなるだろう、と思った。指摘されるまでもなく動線が悪いことと探しものの時間が長すぎる自覚はある。しかし、どうしても新しいことをするのがおっくうになりがち。「達人のサイエンス」によればこれもホメオスタシスの働きによるものだろう。

しかし山田さんは「人は変えた方がよくなる、と確信が持てれば変えることに前向きになる」と言われていた。一度再生屋になったつもりでムダを検証してみよう。

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