今日のＮＨＫ「プロフェッショナル」は、いつもは司会の茂木健一郎先生が紹介する「脳活用法スペシャル」だった。テストの度に暗記で苦労するので、何かヒントになればと思い楽しみにしていた。
名付けて「鶴の恩返し勉強法」とは、自分で発音し、書いて覚える方法。五感を使い、くり返すほど脳に定着しやすいので、暗記する時なりふりかまわない＝人には見せられない＝決して見ないでください（鶴の恩返し）なのだそうだ。
一番ヒントになったのは、書いて覚える時にテキストを見ながらではなく、見ずに書いてみることで脳に暗記しろという命令が送られるのだそうだ。今まではきっちり見て書いていたのでここを変えればもっと覚えやすくなるかもしれない。
他にも集中力が切れてもすぐ元に戻るための訓練法や、人を育てるためにどうほめるかなども紹介されていて面白かった。
脳の仕組みについて紹介されることも最近は多いし、私もそういう本を何冊か読んだことがあるが、何か行動をする時にそれが脳のメカニズムに対してどうか考えたことは今までなかった。そういう視点に立ってみると、今まで当然のようにやっていることが実はあまり効果がなかったり無駄だったり、ということがありそうだ。考えずにやること、根性論だけでがんばることは意味がないなあと思った。効率よく何かをするためには、脳のことももう少し知っておいた方がよさそうだ。
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