君と会えたから・・・ 喜多川 泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2006-07-10 価格 ¥ 1,428 by G-Tools |
家族が借りてきたので読んでみた本。あるメルマガで紹介されていたのだそうだ。
いわゆる成功法則本だが、小説仕立てになっている。わかりやすいストーリーで一気に読めた。おそらくターゲットは10代だが、大人でも充分役に立つと思う。私は小説形式の自己啓発本はあまり読まないのでわからないが、○○通の手紙とかオグ・マンディーノとかたいていは翻訳ものだと思う。読んでいないので100%主観で言うが、たぶん他のどんな本よりも日本人にはこの本が響くと思う。個人的にはあとがきが一番インパクトがあったが、それを読めば著者が訴えたいことが何なのかよくわかる。
思い通りの人生を手に入れるための教えが6つあり、すでにどこかで聞いたことがあるものが多いのだが、とてもわかりやすいし新鮮に感じるものもあった。なるほどな、と思えれば実行しやすくなる。なるほどな、と素直に受け取れる本だと思う。
以下は私のメモです。
※いつもは興味のある方はどうぞ、と書いていますが、この本に限ってはぜひご自分で読んでから見ることをお勧めします。このメモだけ読んでも受け取れるものはとても小さくなってしまうので。
- ライフリストを作る(Take)自分の欲しいもの
- 2枚目のライフリストを作る(Give)人に達成させてあげたいこと――2枚目のライフリストを実現するような毎日を送ることによって、1枚目の内容を同時に達成することができる。2枚目に書いた今日できることは今日やること。
- 180ありがとう(円=ありがとう)――欲しいものを手にいれるためにお金を払っているのではない。それに携わった人に『ありがとう』を届けているのだ。
- 自分の内側に明かりを灯す――自分の中に明かりがともる様子をイメージし、それをどんどん大きくしていく。自分の中に太陽があるように。毛穴から外に光が漏れるくらいに。
- 「プロ野球選手」=「飛行機」――なりたいものは1つの手段でしかない。手段を目的にするな。目標達成の方法は1つではない。
どうしても北海道に行きたければ、飛行機がダメなら他の方法を考えるのと同じ。飛行機に乗れない=達成できないではない。 - できないという先入観を捨てる――ゾウの首輪と同じ。先入観が可能を不可能にしてしまう。