先日読んだ「打たれ強さの法則 実践トレーニング」に、嫌な記憶を消す(または書き換える)ために自分を客観視する練習がある。自分の体感ではなく、自分がテレビ画面に映っているのを見るように自分と切り離すことで客観的に見られるそうなので、それを練習していると不思議なことに気がついた。
実はデリケートな方で、日々ささいなことで傷ついたり落ち込んだりしている。たぶん他の人からしたら「なんでそんなことで?」と笑われるような小さなことだと思う。もちろん楽しくないのでこれを変えられればいいな、と思っていたのだが、傷つき方には共通点があることがわかったのだ。
私は人とのやりとりで嫌な思いをすることが多いのだが、私が嫌だなと感じるのは実は相手ではなく、それに対する自分の反応の仕方が気に入らないだけだった。だったら変えられるじゃん。あら、こんな簡単なことでしたか、と拍子抜けした。
だからってそれをどう変えればいいかわかっているわけじゃないのだが、自分に対する過剰な反応を変えるだけなら何とかなりそうだ。人は変えられないが自分は変えられる。
何でもやってみるものだ。しばらく続けてみよう。