久しぶりに友人に会った。タロット上級コースで一緒にフランスに行った仲で、「苦楽を共にした」感がとても強い友人だ。レポートの被験者をお願いしているのもあるが、ちょっとタロットで見て欲しいと思うことがあったので。あいかわらず自分で自分のことをタロットで見るのは苦手。どうしても自分のことを客観視できないからだ。
タロットだけではなく、私が勧めてシータヒーリングも勉強したのでこれもお互いにできるのも助かる。どうしても自分に対して見方が甘くなるからだ。
そういう何かの手法を使うだけではなく、今回は自分をよく知っている人の視点はありがたいものだなあと痛感した。友人の私に対するアドバイスは、とても自分では気づけない私のクセのようなものをしっかり見据えていて、素直に受け止められた。
私は学んだものをそのままの形で伝えよう、自分の色を出してはいけないと思っているそうだ。それが教える立場なら理想的な態度だが、別に今はまだ教えられる段階にはないのに「頑固に老舗の味を守り通す」人のようになっているらしい。言われて納得した。何かを学んで使っていくうちに、それはその人のカラーが出てくるものだ。私と一緒に学んだ人たちはどんどん自分なりに工夫しているのに、私だけが教わった形を変えてはいけないとかたくなに思っていたようだ。ホメオパシーだって学校で「基本はきっちり身につけて、あとは自分がいいと思う方法を自由にやりなさい」と言われたくらいなのに。指摘されるまでまったく自覚がなかったので言ってもらえてよかった。
自分の姿は自分ではわからない。身近にいる人たちはとてもありがたい「鏡」なのだと思った。大事にしよう。
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