毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

エンザイム持ち=健康な人☆☆

病気にならない生き方 2 実践編

病気にならない生き方 2 実践編

以前紹介した「病気にならない生き方」の実践編。より具体的なやり方が紹介されている。基本は「7つの健康法」だ。

  1. 正しい食事
  2. よい水
  3. 正しい排泄
  4. 正しい呼吸
  5. 適度な運動
  6. 上手な休息・睡眠
  7. 笑いと幸福感

これによってエンザイム(酵素)の「補充」「活性化」「消耗防止」に効果があり、エンザイムの体内保有量が増え健康になるのだという。「エンザイムが健康の鍵を握る」というのはまだ仮説に過ぎないが、前編よりくわしく紹介されているエンザイムの働きや体のしくみを読むと、やはりそれなりに根拠があるのだろうな、と感じた。

前編を読み、「じゃあどうしたらいいの?」という多くの疑問に応える形で書かれた本なので、どういうものを選べばいいのか、どう食べればいいのか、食生活以外にどんなことに気をつければいいのかが著者の生活も含めてていねいに書かれている。とにかくやってみたい人にはこちらの本の方がわかりやすいと思う。

個人的には何度も聞いたことが多い*1ので理論中心の前編の方が面白く感じたが、いくつか気をつけようというところもあった。まず鮮度。できるだけ買ってきてすぐ食べた方がエンザイムをたくさん摂取できる。それから、「酸化に注意」ということばが繰り返し出てくる。これはあまり意識していなかったので、特に油などなかなか使い切れないものは少量のものを選ぶなど気をつけようと思った。

また、面白かったのは「嫌いなものは無理に食べさせない」という話。例えば、著者は乳製品は体によくないという持論の持ち主だが、食べて腸相が悪くなる=病気になるのは実は乳製品が好きで摂っている人ではなく、好きじゃないのに体にいいからと無理して摂っていた人なのだそうだ。つまり、牛乳に耐性がないから体が受けつけないのだという。嫌い、食べられないというのには理由があると考えられるので、嫌いなものを無理して食べるような食生活指導はしないそうだ。子どもの好き嫌いも無理して直さない方がいいという。実は体は本人が思っているよりもっと賢いのだ。だから、胃腸の声を聞けない人が病気になるのだと書いてあった。


著者の勧める生活習慣はそれほどむずかしいことではない。100%その通りできなくても、いくつか心がけるだけでかなり体をいたわり、健康に近づけると思う。特に病気というわけではないが疲れが取れにくくなってきた、というような人にぜひおすすめです。

以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

人間の体はすべてつながっている

現代医学は心臓、肺、胃、腸、腎臓など臓器別に分類し、何かトラブルが生じてもその臓器ひとつの問題として、解決することを考えます。しかし、実際の人間の体というのはすべてつながっています。一か所でトラブルが起きれば、その影響は全身におよぶのです。

サラダのドレッシング

濃いめの昆布だしに本醸造のみりんとバルサミコ酢を加えて混ぜ合わせるだけ。
他にもカツオだしとしょうゆをベースとした基本の「しょうゆだれ」を作っておくと、練りゴマを加えて「ゴマだれ」にしたり、ショウガやニンニク、長ネギなどを刻んだものを加えて「香味だれ」にしたり、豆板醤を加えて「ピリ辛だれ」にしたりといろいろな応用がきくのでとても便利です。

「おなかがすいた」は健康のバロメータ

大切なのは、「きちんと空腹を感じてから食事をする」ということなのです。空腹を感じていないのに時間が来たから食事をするというのは、けっしていいことではありません。
大切なのは時間を決めて食事をすることではなく、胃腸をいつも決まった時間にお腹がすくような健康な状態にしておくことなのです。

*1:白い食品は毒とか、丸ごと食べる全体食のすすめなど