毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

来年の手帳買いました

4391136252 陰山英男のHAPPY手帳 2009
陰山 英男
主婦と生活社 2008-09
価格 ¥ 1,575

by G-Tools

試験の帰りにふらっと書店に寄るとすでにたくさんの来年の手帳が並んでいた。「陰山メソッド」で有名な陰山英男さんの陰山手帳、ビジネス版は見たことがあったが、私が長年愛用している「B6サイズ」の陰山手帳が出ていたので手に取った。見てみるとシンプルで使いやすそう。そして、今年使っている勝間和代さんの「年収10倍手帳」で不満だったポイントがすべてクリアされていたので即決で購入。

その不満とは

  • 12月始まり
  • Weeklyの月の始まりが前の月のところにある(たとえば今月の場合、1〜5日は9月のページにあり、10月は6日からになっている)
  • マトリックスに大きなスペースを割いているため、ToDoなどを書くスペースが小さい
  • 表紙がシンプルすぎてどちらが前かわからない(かなりの頻度で上下逆さまに開いてしまうため、前がわかるように写真を入れた)
  • 月の満ち欠けの表示がない

藤沢優月さんの「夢かな手帳」を長年使い慣れていた人間にとって、前後がわかりにくいこと以外はすべてかなりのマイナスになる。特に、上のふたつは致命的。なぜ12月ではなく11月から始まるのかには意味があり、新しい月の始まりを前の月の続きではなく、必ず新しい月に合わせて配置することは時間の流れに乗るために欠かせない。「年収10倍手帳」はいろいろと発見や変化があったので使ってみてよかったと思うが、このふたつはどうしても外せなかった。

あとは、やはり全体にバリバリのワーキングウーマン向けかな、という印象が強かった。「陰山HAPPY手帳」はこれ1冊で家族全員の予定が把握できる、という主婦向けだからか六曜や季節の行事まで載っているし月間収支表や貯蓄計画など家計簿に近い面もある。


とはいえ、直感で買ったのはいいがあとで見ると1日の予定は2時間ピッチだし、子育てに関するアドバイスや学習指導要領など私には必要ないものもたくさん*1。でも、百ます計算も載っているし、陰山さんの時間に対する考え方や生活記録*2のことを簡単に説明した「はじめに」のページだけでも充分価値があると思う。1年、それを意識して生活することでまた大きな発見や変化があるかもしれない。勝間さんの「マトリックス」は自分の中でかなり定着したので、今後は別にマトリックス表を作って管理しようと思う。


それから、去年肩入れしていた「超」整理手帳。大方の予想通り、卒業後はまったく開いていない。しかし、仕事も本格的に始めることだし、上手く両立させたいと思い一緒に「週間スケジュールシート」を購入。まだまだあきらめておりません。

*1:陰山さんの言葉によればこの手帳は「保護者向け」に作られたものでした…

*2:原田隆史先生の「日誌」に近いもののようです