毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

できることとできないこと

人によって違うが、これだけはカンベンというものは誰にでもあると思う。「これから仕事をする上で、できたらこれは避けたい」と思っていた事態に先日からたて続けに直面している。がっくり来てしまったし、正直疲れた。しかし、これも「やること/やらないこと」をハッキリ分けるための体験と思えばいいのだ、と気を取り直した。

たとえば電話。こちらの都合おかまいなしにいきなりかかってくる電話が私はとても苦手だ。なので、ホームページに電話は載せない方針でいる*1。しかし、人によっては「電話でしか連絡してこないお客さんを逃がしてしまう」と言う。オフィスであれば、営業時間を明確にしてそれ以外の電話は出ないという線引きができるが、今のところ個人でやる予定なので携帯で受けつけることになる。

ご紹介でお会いした方なので仕事用ではなく、ふだんの番号を教えたのが悪かったのかもしれないが、総じて年配の方はメールが苦手なのかいきなり電話して来る。それが続いて少々参ってしまった。それも金曜に電話してきて「日曜空いてますか」とか、今日など朝10時に電話してきて「今日の11時半はいかがですか」と言われてしまったのでさすがにそれは丁重にお断りした。ヒマだと思われているのかもしれないが、こっちにだって予定や段取りというものがあるのだ。365日24時間営業ではありません。

授業でどの先生方も口をすっぱくして「仕事とプライベートの線を引けるようにしなさい。疲れ果ててしまいますよ」と言っていた意味がよくわかった。電話を取る時間を決めて、それ以外は電源を切ってしまう人も多いそうだ。そう思って仕事用の電話を用意したのに、不覚だった。それもこれも、きちんと開業準備ができていないうちに始めてしまうからこうなるのだ。

反省して、今後はまず準備をして、それから動くことにした。いきなり手を広げすぎてしんどくならないよう、自分でできるのはどこまでなのか、許せるラインはどこなのかをよく考えてから。

名刺を作ってくれた友人が、「自分がこれはやりたくないと思ったら全部ホームページに書いてしまえばそういう人は来ないよ」と言ってくれた。自分がしんどくなって続けられなくなったら一番もったいない。わがままに見えても、自分が気持ちよくできる環境は守ろうと決めた。

ホームページ開設に当たって、先輩方のホームページをたくさん見せてもらった。うわー、厳しい、と思うことが書いてあるものもたくさんあったが、みなさんこういう経験をした結果そうなったんだろうな、と見方を改めた。

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*1:緊急連絡が必要な場合やアポイント後はお知らせしています