最近、何を読んでも何を見ても同じことを言っている気がする。世の中がそんな流れになっているのか、それとも受け取る私の意識の問題なのか、自分ではよくわからない。
中でも特にくり返し来ているな、と思うのは「逃げるな」ということば。やるかやらないか、それだけですという意味のことばも本当に何度も遭遇している。
2日の箱根駅伝・往路で最後の5区、驚異的な逆転で優勝した東洋大のスーパールーキー・柏原竜二選手は「逃げたら勝てない」「ここまできて逃げたら男じゃない」*1と言っていた。
今日のNHK「プロフェッショナル」では、金属加工で日本を代表する職人*2が、プロの条件として逃げないことを挙げていた。逃げたら終わり、しかし満足しても終わり。
この人は、工場の事故で左手の指3本を失うという、職人として最大の危機に遭いながら、逃げずに自分のやれることを追求し、その結果超一流になった人だ。その言葉には説得力があった。
逃げずにできることをやっていくしかないよな、と思い、苦手意識のある電話応対もすることに決めて携帯の設定を変えたり、仕事のサイトを整備したり、少しずつ手をつけている。
今一番注目しているはづき虹映さんも、ブログで「当たり前のことができるかどうかで決まる」ということを書かれていた。
逃げずにやる。これが私の今年のテーマかも。
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