毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

好き≠得意?

今日から友人にある技術を教えるレッスンを有料で開始。おそらく5〜6回はかかると思うので、かなり長丁場だ。以前はそれを教える仕事をしようと思い、まじめに勉強していたこともあったが、事情があって現実化しなかった。いろんないきさつで今回教えてほしいという話になり、私自身も勉強になるかなと思って格安で引き受けた。

教えることが最大の勉強というのはよく聞く話だが、本当だと思う。自分で理解した、というレベルと、人に説明できるレベルはかなり違う。まして、今回は初めて人に教える上、勉強してからかなりブランクがある。冷や汗をかきながら初日が終了した。

しかし、友人は「わかりやすかった」と喜んでくれてこう言った。「教えるのうまいね、先生みたい」
そうだった。私はかつてよく「先生みたい」と言われ続けていたのだった。


子どもの頃から落ち着いているだの先生みたいだの言われるのがイヤだった。高校生の時、体育の授業で腰をひねって接骨院に行き、そのまま話すとなぜか高校の先生と間違われたことまである。なぜ自分からこんなに先生オーラが出るのか訳がわからなかった*1し、若い時にそんなことを言われてうれしいはずもない。

しかし、「教える」ということは会社に入って後輩を教えるとか、子どもを育てるとか、ありとあらゆる場面で必要な能力だ。そう本に書いてあるのを読んで、ここ数年は「先生アレルギー」がだいぶやわらいだと思う。

で、今回忘れていた「先生みたい」を聞き、抵抗はなかったが驚いた。自分では冷や汗ものの出来だったのにそんなに褒めてもらえるのか。


世の中には「好きこそものの上手なれ」という考え方と「好きなものと得意なものは必ずしも一致しない」という考え方がある。どちらかといえば私は前者なのだが、こんなにがんばらなくても評価されるならこれは一種の才能なのかも?と思った。じゃあ使わなきゃもったいない。

仮に得意でも自分が楽しくなければやってもつまらないと思うが、幸い教えることは嫌いではない。それに、以前シータヒーリングで適性か何かを見てもらった時、
「何かわかりませんが『講師』という文字がバン!と出てきました」
と言われたことがある。
昨日に引き続き、教えることにも真っ正面から取り組む時期が来たということかもしれない。やっぱり「人生逃げたらアカン」か。

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*1:なぜか母親も同じことを言われ続けていた。もちろん教師経験は全くなし。変なところが遺伝していますね