今日も小さな奇跡?と思ったこと。
ショッピングセンターで書店とカウンターで買って飲むタイプのカフェに行った。
すると、なぜかどちらもレジの前でやや年配の女性に横から入られた。
書店ではどこに並ぶかわかりづらかったのでまあいいか、と思ったらレジの人が「お先の方がいらっしゃいますので恐れ入りますが後ろにお並びください」ときっぱり言ってくれて、先に会計をさせてもらった。レジは明らかにアルバイトと思われる若い人で、横入りに気づいても見て見ぬふりをする店員さんが多いのにすごい、と感動した。
その後行ったカフェでは、私は注文して支払い、商品を待っていたところにパンを選んでいた友人が横に来ただけなので正確には横入りではなかったのだが、その女性は後ろにいた私たちに気づくとしきりに恐縮された。私たちは「いえいえ大丈夫ですよ、お先にどうぞ」とにっこり譲ったので逆に感謝してくださった。何もしていないのにこちらまでいい気分にさせてもらえた。
という、ささいなことなのだが、私自身はもともと「ルールはちゃんと守ってもらわないと困ります!」と言うようなうるさいタイプ。横入りなどは特にキレやすいシチュエーションだ。その場で怒り出すことはないが、あとで誰かにぶつぶつ言わないとおさまらないというのが通常のパターン。
ところが、書店で私は「まあいいか、わからなかったんだろう。急ぐわけじゃないし」と気にしていないのに店員さんが注意してくれて、次には何も感じていないのになぜか平謝りしてもらう、というのはやっぱりとても不思議だ。
気持ちに余裕ができると、何もかもがうまく回るのかな、と思った。これからが楽しみだ。