残念ながら自宅ではなく、実家にあったものだが。
私は音楽を聴くのが好きだったので、子どもの頃からカセットテープにせっせと録音していた。当時はウォークマン全盛期、全部カセットに録音しなければ聴けなかった。ドライブに行くにもやはりＢＧＭはカセットに録って持って行った。その結果、実家の私の部屋には膨大な数のカセットテープが眠っていたのだ。今はもうほとんど聴くことはない。そもそも、カセットが聴けるステレオも壊れてしまい、今あるのは母が持っているＣＤラジカセぐらい。カセットが聴けるオーディオ機器など今あるかどうかも怪しいし、わざわざ買ってまで聴くほど価値のあるものはたぶんない。
そう思い、この機会にほとんど全部処分した*1。辛い気持ちも少しはあったが、「心の重荷を下ろすにはものを捨てるとよい」とはづき虹映さんの２週間プログラムにもあったので、思い切って捨てた。母もびっくりしていた。
人は過去に生きるのではなくて、今を生きることが大切なのだ。そう考えたらたいていのものは捨てられるんじゃないか、と思った。うちでも捨てよう。
*1:１０代の頃好きだったミュージシャンのラジオ番組を録った１０数本は捨てられませんでした…
