毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

怒ってもいいことは何もない

家族と大げんかをした。きっかけはささいなことだったのだが、久しぶりに心底腹が立ったので抗議行動に出た。私の抗議行動は「自分は不愉快に感じている」ということを態度でアピールすること。抗議行動といっても計画的によしやるぞ、というものではなく、実のところ「腹を立てた時の反応パターン」に過ぎない。

10代の時から何も成長していないということに今回気がついた。
高校生の時、私の意に反した場所に家を建てると親が何の相談もなく決めてしまった。私は「そこには住みたくない」と直接言えなかったので、そのことに対してずっと「不満」をアピールしていたつもりだったのだが、ただ不機嫌そうにしていただけでは何も伝わっていなかった。気に入らなければなぜ気に入らないのか、どうしたいのかをきちんと伝え、落としどころを話し合いながら決めるしかないのだ。それを、その当時は無理でも、大人になってから理解したはずだったのに、やはりやっていることは同じだ、と気づいた時に情けなくなった。

冷静になって考えた時に、ある本で「お金持ちが寛容なのはすべて自分のため。あくまで自分の心の平和を得るために相手を許し、幸せを祈る」ということばを読んだことを思い出した。そうだった。怒るのは無駄なエネルギーを使うからもったいないのだ。同じエネルギーを使うなら、もっと楽しくていいことに使いたい。


結局家族とは冷静に話し合い、お互いに何が問題だったのか反省できた。「怒ってもいいことは何もない」とよくわかったので、次からは頭に来た時にお金持ちのように反応できるよう、心に留めておこう。

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