毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

小説の読めないカラダ?

久しぶりに小説を読んでみた。あるところで面白いと紹介されていたもの。本の特集で、実用書も含め何冊も紹介されていたので一緒にメモして図書館で予約したのだ。

それは直木賞作家の受賞第1作。テーマも私の興味とそれなりに関連があったので面白いな、と思ったのは確かなのに、驚いたことに読みながら私はずっと焦りを感じていた。

「こんな小説を読んでいるヒマがあったらもっとやりたいことがある」

と思っていた気がする。小説としては文句なしに面白かった。10代の頃は小説ばかり読んでいたので、嫌いなわけではない。なのに、今の私には小説=暇つぶし*1と受け取ってしまうのかもしれない。


もはや「小説を読む」のは、私にとってものすごい時間の贅沢なのかも。そこから何らかの教訓を得よ、というような読み方ではなく*2、純粋に小説を楽しむ読み方は。
いつかはまたのんびり小説を楽しむ時が来ればいいと思うが、今の感覚だとそれは老後の楽しみに近い。いいことなのかどうか。

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*1:これを英語で言うと"killing time"という物騒な表現になりますが、今の私は英語の感覚に近い

*2:たとえば世のサラリーマンが時代小説をそんな風に読む風潮は、もともと好きではありません