図書館で本を予約すると、自分の読みたい時に読めないのが問題だ。それは、順番待ちをして「読みたい気持ちの強い時に読めない」こともそうだが、最近は予約の本がたまって一度に山ほど借りる方が気になってきた。頭の中で咀嚼も整理もできていないのにあれも読まなきゃ、これも返却期限が迫ってる、と焦ってしまいもったいない*1。先週今週は、本の山に埋もれて息も絶え絶え、という状況。
そこへ今日はランチに出かける予定が入った。以前からお世話になっている方がたまたま近所にいらっしゃるというのでご一緒させてもらった。たまたま同席しただけなのだが、午後から半日セミナーを近くで開くと聞き、迷ったが他の参加者が久しぶりに会う知人が多かったため、まあいいかと飛び入り参加することに。
たくさんの人に会えたし、セミナーの内容も面白かったのだが、正直言って「今のこのタイミングで聞いても猫に小判じゃないのかなあ」という気持ちも残った。というのも、今借りて読んでいる中井隆栄さんの本２冊が面白くて、この方法でスケジュールを管理したり、願望を叶えたいという気持ちが強く、今他のことを読んだり聞いたりしてもあまりピンと来ないからだ。受け取れる状況にない時は、どんな素晴らしいものがやってきてもたぶん受け取れない。もったいないなあと感じた。
広くいろんなものを吸収したい時は乱読もいいし、手当たり次第セミナーに出たりさまざまな経験をするのも必要だと思うが、ある程度方向性が決まってきたら、そろそろ絞り込みが必要かもしれない、と今日は強く思った。最近人に流されることが妙に多いな、と感じていたので気をつけよう。いくら善意の申し出でも、必要がなければＮＯを言えるようになろう。
*1:デッドラインがあるといやでも読むし、読書日記も書けるので、その方がはかどるというメリットももちろんあります
