毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

やっぱり問題は優先順位

■マジックリスト
アクションリスト*1を確認しながら1日過ごしてみた。結果は、ランクA(非常に重要で、やらないと仕事全体に支障をきたすもの)が残り、なぜかウィークリーリストにあったものを先に仕上げたりしていた。

おそらく、私の「優先順位」の認識がおかしいのだろう。たとえば、「嫌なものから先に片付けよう」と思って、自分にとってハードルが高いものを入れていたり、時間的にせっぱ詰まっているものではなくて「これが終わると弾みがつくぞ」という「あらまほしい度」*2で上位に入れていたりする。

あとは、問題に直面するのが嫌で、ついつい別のところに気持ちが向いてしまうというのもあると思う。「ここではないどこか」とか「これ以外の何か」といった、青い鳥症候群のようなもの。目の前のことに黙々と取り組む、ということを習慣づける必要は今年に入ってから痛感しているが、ここでも再認識させられた。


他には、現在の私がビジネスパーソンとして動いているわけではないことも大きい。家事もあるし、パソコンが1日中ついている環境でもない。パソコンを立ち上げた時にまとめて片付けよう、と思うと優先順位や、AやBというランクより「パソコンでやる作業」というくくりの方が上に来てしまう。買い物に出たついでにあれとこれができる、とか。
時間ごとにやるべき作業に分けているという人の例が本に出ていたが、そのやり方を取り入れた方がいいかもしれない。

さらに、よくばっているかもしれないが、「その日やるべき家事」「今週やる家事」「今月やる家事」という、リストを別枠で作った。「英国式15分家事術」で読んでよさそうだと思ったので、この機会に入れてみたのだ。とにかく、4つのリストを1日に何度も見ることが推奨されているので、何度も見直すうちに自然にどのタイミングでどの家事をするとか、今週やらなければならない家事のうち、どれを何曜日にしようとか、そういうリズムが作れそうな気がしたので。こういうリストはひとつにまとめないとあちこち見ようとするとどうしても漏れが出てしまうので、絶対に1本化したい。


こんな風に、例によっててんこ盛りにして一気に全部やろうとするからいろいろと問題が出て続けるのがむずかしくなるのに、こういう性格はなかなか変えられないものだ。
とにかく、今は「トライアンドエラー」の時期。いろいろと試しながら自分にとっていい方法を探っていこう。


「マジックリスト」の作り方、詳しくはこちらをご覧ください:「1日を48時間にして夢を叶える」(中井隆栄著)

*1:その日やるべき作業を書き出したリスト

*2:あらまほし…そうありたい。そうあってほしい。理想的である、の意(広辞苑より)。田辺聖子さんの小説が好きでよく読んでいた時期があり、この言葉はその時覚えました。今でもたまに使います。もとは古語から来ているようです