たびたび書いているが、私はメモを取らないことが多い。以前に比べて取るようにはなったが、まだ「すべてをもらさず書く」ところまでできていない。
もともと人より記憶力がいい方だったことが災いし、つい「取らなくても覚えるから大丈夫」と思ってしまうのだが、年々覚えられなくなっているし、何よりひらめきは一瞬で消えてしまうので、メモを取らないと捕まえられない。
脳科学的にも、ひらめきは勝手に長期記憶に移ることはないので、メモを取るしか残せる方法はないのだそうだ。
とにかく、すべてをメモする習慣をつけよう。今日の読書日記で紹介した朝原さんもメモは毎日こまめにつけていたそうだ。それが自分の感覚を鋭くしたり、さまざまな成長のヒントになっていたという。
実は、その本ですら最初は付せんもつけずに読んでしまい、あとでまたほとんど全部を読み返すという時間の無駄遣いをしてしまった。メモを取りながら読まないと、これからますますやりたいことが増えるのに読書日記が書けなくなってしまう。毎日を意識しながら過ごすのと、漫然と過ごすのでは大きな違いが出る。とにかくメモを取ろう。