明日のセミナーに備えて前日に上京。せっかくなので友人に会うことにした。いつもは土曜日に出ているのだが、平日コースは会場が違う。なるべく移動が少なくてすむ場所、といろいろ検討した結果、銀座の「モントレ ラ・スール ギンザ」にした。広くはないが建物は新しく、モントレグループのホテル共通の「コンセプトのあるホテル」の魅力がいっぱいで楽しい。「ラ・スール ギンザ」はパリのアパルトマンをイメージしているそうだ。確かに、フランスで泊まったホテルと雰囲気が似ていて懐かしかった。
やはりビジネスホテルに泊まるのとは気分的に違う。銀座のど真ん中にあるので、服装もそれなりに気を配るし、無意識にテキパキとした「できる女」を演出してしまった。出張じゃないんですけど。
そういう演技?のせいか、久しぶりに会った友人は「何か雰囲気が違う〜」と言ってくれた。馬子にも衣装というか、環境が人を作るというか、どこに泊まるかも大事だなあ、と思った。別にリッツカールトンじゃなくても、できるだけ自分のイメージを高められる環境を選ぶことはできる。
しかも銀座は久しぶりに行ったのだが、なぜか私にはとても楽しい、なじめる場所だった。ホテルを銀座にしたので集合も銀座にしてもらったのだが、そういえばハロッズの紅茶がほしかったわと三越で買い込み、オーガニックコットンの店があったなあと移動中に調べて松屋でほしかったストールも購入。さらに、全然考えていなかったのだが、歩いていたらあの「伊東屋」が!文具好きには天国のような場所で、上から下まで見て回って楽しかった。
最近何となく合わないとか、何か違うなあ、ピンと来ないなあ、という持ち物が増えていて、せっかく伊東屋に来たのだから、とペンケースを買い換えた。今まで使っていたのはホメオパシーの学校に入る前、百均で買ったもの。今回は2千円ほどのものだからそれほど高くないが、それでも価格差は20倍。何を持つかはセルフイメージに直結する。当分買っては捨て買っては捨て、という作業が続きそうだ。