毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

判定基準は「そこに感情があるかどうか」

■No-complaintプロジェクト
しばらく書いていなかったが、細々と続けている「不平・不満を言わない」プロジェクト。実はしばらくブレスレットをせずにやっていた*1のだが、やはりしていないと意識が弱くなったり、何日目かわからなくなったりしてよくないので今週からブレスレットを復活させた。

一番困るのは今言ったことばが不平不満になるのか、セーフなのかの判断だ。はじめの頃などは「暑い!」と言うだけでもNGにしていたのだが、それだといつまで経っても1日もクリアできないと思い、それはOKにした*2
というように、自分で基準を決めるのでいくらでも自分に甘くできるのだ。一緒にやっている家族などは、話していて「今のがセーフ?」と思うこともよくあるのだが、本人は涼しい顔をしている。しかも、それを指摘するというのは自分のブレスレットを動かす覚悟がないとできない*3ので、結局「私がルールブックだ!」になってしまう。

私はせっかくやるならきちんとやりたいと思い、何かいい判断基準がないかずっと考えていた。ようやく明確な基準が見つかった。それは、「そこに感情があるかどうか」だ。
たとえば、誰かとお天気の話をしたとする。ここで

「毎日雨でうんざり」
「蒸し暑くて体が辛い」

などと言うのはNG。でも、

「本当に雨が多いですね」
「今年の夏はどうなっちゃったんでしょう」

ならクリア。なぜなら、そこに「不快」とか「嫌」という感情が伴わないからだ。

不平不満につながる話題を一切避ける、というやり方もあるが、人との会話で避けて通れないこともある。相手も深い意味はなくあいさつ代わりに言っているだけなら、「私は不平不満を言わないようにしているんです!」というのも逆に角が立つ。なので、冷静にそのことについて話をするのはOKにした。
個人差はあると思うが、私はその方がいろんな話ができるし、わかりやすいので。
「今日は暑かったね」と言うのはセーフ。家に帰ってきて「暑っ!」と口走るのはアウトだ。

今日は片付けものをしていて、箱を取ったらとなりに積み上げていた書類が雪崩を起こしたので、うっかり「最悪!」と口走ってしまい、明日からまたやり直し。基準ははっきりしたが、気をつけないとネガティブなことを口走るクセそのものは変わりません…。

関連図書:『もう、不満は言わない』

*1:ひっかかったりして生活しにくいのと、違和感があるのか無意識に外してしまうので

*2:今回の判定基準で、やはりこれはアウト

*3:これは本に明記してありました