毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

一瞬でものの見方を変える☆☆☆

「天才コピーライター」ひすいこたろうさんの記念すべき1冊目。2冊目に読んだ本がスズキケンジさんとの共著に比べて(私には)あまり読みごたえがなかったので、これもあまり期待せずに読んだが、意外に(と言っては失礼ですが)面白かった。もちろん、笑えるだけじゃなくて「目からウロコ」のような気づきもたくさん。

中でもなるほどね、と思ったのが「発想の転換」というか「視点を変えること」。事実は変わらないのに、物の見方を少し変えるだけで状況はガラリと変わる。そうか、自分でどう受け取るかは決めていいんだな、と思った。そう思ったらずいぶんいろんなことが楽になると思う。

今行き詰まっていると感じている人や、視野を広げたいと思っている人には気軽に読めて、読み終わったあとに少しだけ違う自分に気づけるはず。お勧めです。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

経験は2種類しかない

エジソンはランプを発明するのに5000回も失敗したそうですが、その5000回の失敗で、
「この組み合わせはうまく行かないことを発見した」
と語っています。
つまり、経験には2種類しかないってことです。
成功の経験と、学びの経験の2種類です。
「失敗」という経験はないんです。
失敗は学びと考える。

悩みは勝手になくなる

悩みとは何か?自分ではどうにもならないことを悩みと言います。
自分でどうにかなるなら、なんとかしてるはずだから、悩みになりませんもんね。
どうにもならないから悩んでいる。それが悩みの特徴。
しかし、1年後にはその悩みは勝手に消えているのです。
自分がなにかをして、あれを解決して、これを解決して
なんとか悩みを解消した、というものではありません。
悩みは自然と消えたのです。

問いが人生を変える

シカゴのあるオフィスビルオーナーは「エレベーターが遅い。なかなか来ない」とクレームを受けた。
しかし、苦情は翌日すぐに消えた…。何をしたのでしょうか?
翌日、エレベーターホールの壁には鏡が取り付けてあったのです。
「エレベーターをどうやって」増やすか?」と考えるとお金がかかります。しかし、このオーナーは
「どうやって、待っているときのイライラを解消できるか?」
と問うたのです。

問いが変われば答も変わるのです。

ふりで現実を変えた男

大阪難波にて、男は小さなお好み焼き屋をはじめました。
しかしお客さんが来ません。

「どうすればお客さんは来るんだろう?」
とりあえず、男は自転車に岡持を下げて、近所を忙しく走り回りました。
とにかく走り回った。
来る日も来る日も走り回りました。
すると、町の人たちは
「あの店は出前が頻繁にある店だな」
と思うようになりました。
するとしばらくして、客が殺到しはじめたのです。
[3秒セラピー]
お客を呼ぶのは、お客です。お店を繁盛させたければ繁盛しているふりをしてみましょう。ふりが突破口になります。

一流の条件

ホテルのフロントあたりで、ホテルマンとお客がダラダラとおしゃべりしていたら、そのホテルはほぼ間違いなく超一流のホテルだそうです。

一流のホテルには、事務作業をスピーディにこなす表フロントマンと、お客さんの無駄話にしっかりつきあってあげる裏フロントマンがいるそうです。
(中略)

サービスの切り札が、無駄話にしっかりつき合ってあげることだったりするわけです。
お客様に居心地よく過ごしてもらうために、私たちには何ができるのか。それを1個も見逃さない。そんなスピリッツを感じますね。
[3秒セラピー]
サービスには2種類あります。機能的サービスと、感情が喜ぶサービス。表の欲求、裏の欲求とも言えます。どちらも満たしてあげると、一流と呼ばれます。

ゼロベース思考

今、何気なくやっていることを、もし、やっていないとしたら……それでもやりたいことなのか、ゼロベースに戻して考えてみる。
せっかく買ったんだから、つまんなくてもこの本を最後まで読もうという思考は、お金は損しなくても、命を無駄にしていることになるかもしれません。
なぜなら、命って時間なんですよね。時間の中に命があります。
[3秒セラピー]
これはつまらないと思ったら、お金をかけたものでも、そこでやめる決断をすることも大事です。

ムッとしたときがチャンス

あなたは靴売り場の店員です。
あなたが接客したお客は、さんざん試し履きをしたあとに、
「これと同じで、きれいなものをください」
と言ってきました。

あなたはここでどう思いますか?
ムッとしますよね。ムッとしたあと、どう思いますか?
ここが運命の分かれめです。
(中略)
モテる人、できるビジネスマンはこう思うのです。
「そっか。お客はそう思うのか。これは使える!」

つまり、お客さんが「これください」と言った時に、
「新しいものをお持ちします」
と言えば喜ぶわけだな。と喜ばれる発見をしているのです。
コミュニケーションの達人は、ムッとした裏側に人を喜ばせるチャンスがあることを知っているのです。
[3秒セラピー]
「どうしたら喜ばれるか?」は、どういう時に自分はムッとしたのかがわかれば見えてきます。

人生を3倍楽しむ魔法の言葉

困ったことが起きたら、あなたもとりあえず言ってみましょう。
「おもしろくなってきた!」