毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

香りが成功の決め手☆☆☆

風水アロマの超開運術―科学が立証した奇跡の香り!
松永 修岳/藤田 稔
BABジャパン出版局(2004/10)
\1,470
最近続けて読んでいる風水経営戦略コンサルタント・松永修岳さんの本。今まで読んだ本にも香りに関する記述があったが、この本はさらにそれを押し進めた「風水」と「アロマ」の融合がテーマ。
後半は、背中のS字カーブが維持できる「知恵まっと」で有名なフットテクノ社長・藤田稔さんの開発した「アロマ・サーキュエッセンス」に関する話が中心になっている。

ただ、「アロマサーキュエッセンス」を使うかどうかは別にしても、いかに香りが大切かということはこの本を読めばよくわかる。もともと著者は特に嗅覚の優れた方だったのだと思うが、相談に来られた方の匂いでその人の悩みがわかるのだそうだ。風水住宅の相談で訪れた家の匂いでどこに問題があるかもわかるし、病人が居る家かどうかもわかるとか。普通の人はそこまで鋭い嗅覚は持っていないかもしれないが、「匂い」にそれだけの力があると理解して心がけるだけでも人生が大きく変わってくると思う。

特に、日本人は一般的にあまり香りを意識していないことが多い。しかし、著者は「公衆トイレを頻繁に使うと運が悪くなる」とまで書いている。匂いは脳に直接働きかけるので、悪臭は即ダメージを与えるのだそうだ。

さらに、風水と言えばおまじないや占いのような根拠のないものと捉えられがちだが、著者の提唱する風水は「空間を対象とした東洋医学」であり、脳の機能と香りの関係性もきちんと説明されている。“きれいに掃除をしていつも花を飾る”のは風水に限らず運気上昇の基本だが、ここにも香りの大切さがあるように感じた。


特に面白いなと思ったのは、「香りは個人的な好みが大きく、万人が気に入る香りは非常に少ない」という弱点を「アロマ・サーキュエッセンス」がクリアしている点だ。本人はいい香りと思ってつけている香水が、周囲の人にとっては大迷惑ということも多いが、「アロマ・サーキュエッセンス」はみんながいい香りと感じて受け入れられるものなのだそうだ。もともとフットテクノはランニングシューズなどの靴の素材を開発する会社で、その関係でトップアスリートが多く取り入れているという。それだけ結果を出せる香りなのかな、と興味を持った。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

金運と財運の違い

金運は、出会いによって生まれます。開運によって生まれるのです。財運はそれを投資することによって生まれます。
投資という行為が財運をうむのですから、適切な投資をすることを誘発するような香りが財運の香りなのです。つまり投資をしない人には財運はやってこないのです。「財運があるか、ないか」は、「勝負どころを見極められるかどうか」と関わっています。
(中略)
「消費」と「浪費」と「投資」と「貯蓄」の本質を理解し、自分の中で今自分がやっていることが何に属するのかを明確にすることです。お金を使う時に、「これは消費なのか、浪費なのか、投資なのか」という認識がないと、金運も財運も来ません。

健康運のある人、身体とよいつき合い方ができる人

「身体は自分を運ぶ、それも自分が望むところへと運んでくれる乗り物である」と理解すると、健康運が高まります。同様に「お金は自分を望む未来に連れて行ってくれる乗り物である」ととらえると金運がよくなるのです。お金は燃料です。

集中力と瞑想力

集中力とは「掘り下げていく力」であり、瞑想力とは「羽ばたいていく力」です。このふたつが同時に必要なのです。羽ばたくためには精神性、すなわちセロトニンが必要です。掘り下げていく、すなわち集中のためにはドーパミンが必要となります。このふたつが同時に引っ張り合う状態においてエンドルフィンが分泌されます。つまり幸福感に満たされるのです。
セロトニンドーパミンを掛け算するとエンドルフィンが分泌されるのです。
ドーパミンは「やる気」「集中力」「開運」と関わり、セロトニンは「精神性」「人脈運」と関係しています。またエンドルフィンは「幸福感」「幸運」と関わっています。そして、ドーパミンセロトニンを掛け算するとエンドルフィンが分泌されます。
この関係性から「開運と人脈運(精神性)を掛け算すると至福に満たされる」といった方程式が見えてきます。これが、経済的成功へと至る方程式でもあるのです。