毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

矢印の方向が定まる本☆☆☆

「魔法の質問」で有名な質問力プロデューサー・マツダミヒロさんの本。この本もメルマガから生まれたものだ。


「質問力」とは少し前からよく耳にする言葉だ。適切な質問を自分に対してすれば、脳が答を探し出そうとするので、必ず答は見つかるらしい(即答してくれるとは限らないが)。セミナーなどで質問力について少し教わったので興味を持って読んでみた。自分の気持ちを整理するのによさそうだったからだ。

ひとつひとつの言葉がとてもやさしい。ひらがなと漢字のバランスが絶妙で気持ちいいと思ったのは私だけだろうか*1。私は図書館で借りて読んでしまったが、本当は手元に置いておいて、ちょっと落ち込んだ時や迷った時に広げてみるといい本だと思う。

表紙に大きな矢印の絵が描いてあるが、質問とは、自分の目指すことややりたいことがどこにあるのか、その方向を定めてくれるものだと感じた。日々に追われてぶれていても、自分に質問をすることでそれが明確になる。自分がどこに向いているのかわからないとか、どっちに行けばいいかわからない、という時にぜひ読んでみてください。方向が定まるとスッキリしてやる気が出ます。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

やる気が出ない時の魔法

「あなたは、どんな時にやる気を失いますか?」
メールマガジン「魔法の質問」を創刊するにあたって、
たぶんやる気が出ない日も出てくるだろうと思い、
その対策を事前に立てておいた。

まずは、どんな時にやる気がなくなるかを想定する。

風邪を引いた時
飲みに行って遅くなった時
海外など接続環境が悪いところに行った時
誹謗中傷のメールが来た時
読者が減った時
などなど。

そして、この想定される状況が起きた時に
どんなことをすればやる気が落ちないかを、
いろんな視点で考えてみた。

やる気が出ない時のシミュレーションをしてみることで、
やる気がキープできるというわけだ。

壁を小さくする練習

「あなたの前には今、どんな壁が立ちはだかっていますか?」
最初から壁を作らないのは無理かもしれないが、
壁を小さくする練習を少しずつしてみよう。

やり遂げられなかったことの言い訳は言わない。
できなかったらどうしよう、
というマイナスの言葉は口にしない。

思わないのは無理だとしても、口に出さないことはできる。
そうすることによって立ちはだかる壁の厚さと高さは、確実に、薄く、低くなる。

聞きたいことを話す

「初めて会った人に質問したいことは何ですか?」
初めて会う人には、どんな自己紹介をするだろうか。

自分が伝えたいと思っている情報が、
実は相手が望んでいる情報ではない場合がよくある。

まずは、相手に聞きたいこと、あなたが質問したいことを
いくつか準備することだ。

そして、そのあなたが聞き出したいと思っていることを
自分が質問されたと仮定して、相手に説明してみよう。

*1:都合により、「メモ」はマツダさんの言葉づかいそのままではありませんのでご注意ください