最近はやりの質問本。自分で自分に問いかける形式だが、マツダミヒロさんの本とはかなり雰囲気が違う。マツダさんの本はシンプルな問いかけで、そこにあまりマツダさんの色を感じない*1。
しかし、この本は本田さんの思いがぎっしり詰まっているように感じる。
どちらがいいかは好みによると思うが、ひとつひとつの質問に自分の経験やわかりやすいたとえ話を挙げて説明してくれるこの本は、まるで本田さんがすぐ横で語りかけてくれているようだ。
たまたま、私が本田さんの話を聞く機会に恵まれ、この本に書いてあることについて質問したらとてもていねいに答えて頂いたので、その印象が強いのかもしれない。でも、この本を執筆中の気持ちと、どんな質問にもわかりやすく話してくださっていた気持ちは同じものだと思う。いまだに『幸せな小金持ち』の小冊子を無料で送り続けている本田さんの「みんなに幸せになってもらいたい」という熱い気持ちを感じる本だ。
悩んでいる時、必死になっている時、自然に視野が狭くなり頑固になりがちだ。そんな時に読むと心がほぐれ、ちょっとやり方を変えてみようかな、と思えるそんな本。ぜひ読んでみてください。
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
私たちにはやりたいことのすべてをやる時間はありません。まして、嫌いなことをやっている時間はないのです。
最高のあなたが、全面に出てきたら、すべてが変わってきます。
どんなことに対しても真剣勝負でいこうという意気込みは、自然と顔つきから雰囲気まで変えてしまうでしょう。一度、最高で生きるようになると、中途半端がかえって気持ち悪くなっていくはずです。
最高の状態を先にイメージする
先に最高の状態があって、それが、どんぶらこ、どんぶらこと流れてくるようなイメージです。これが、ビビッと直感的に理解できたときから、人生がガラッと変わりました。「理想の状態は、簡単に自分から作り出せるもので、むずかしくない!」とわかってから、面白いように、結果が出たのです。