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この本の最大の魅力はカードがついていること。必要な文言が書いてあるので、切り取って持ち歩くだけでよい。
というのも、苫米地さんはアファメーションの手法をよく使われるが、自分に言い聞かせる言葉の作り方にはルールがある。そこを間違えると効果がなくなるため、この本でははじめからカードがついているのだ。
今まで無意識に刷り込まれてきた、誤った認識やさまざまな制限がはずれる簡単で確実な方法。
ただ、苫米地さんの本をまったく読んだことがない人がいきなりこの本を手にとってもよくわからないと思う。
『成功脳の作り方』を先に読むのがお勧めです。
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
ドクター苫米地式タイス・カードの目的(P16)
「最高の自分を見つけるためには、常に現在の自分のあるべき姿を強くイメージしていなければならない」
という視点に立ち、それを実践することを目的に、
自分に言い聞かせる言葉を書いたカードを作成し、いつも携帯する」
ことを課題にしています。
カード作成の10のルール(P17)
- 「私は」で始める
- ポジティブである
- NOW−現在である
- すでにゴールを達成していると考える
- 他人と比べない
- 「クイックリー」「スムーズリー」などのアクションワードを入れる
- 感情を表す言葉を入れる
- 正確である
- 人生の各方面に対してバランスを取る
- リアリストである
「成功法則とは何か」(P143)
「とりあえずのなりたい自分」という自分のゴールの前提状態をコンフォートゾーンに設定し、未来から流れてくる時間のなかで、未来の自分がすでにその夢を実現していることを大前提にして、結果として現在あるべき自分の姿をリアルに想像すること
リアルに想像できる夢は「奴隷の夢」(P146)
もし、未来が本当にリアルに想像できるとしたら、それはバイオパワーに仕掛けられた「奴隷の夢」であることの裏返し。そのゴールを達成するためのやり方は確実にわかるけれど、やる気をなくすのがオチです。
(中略)
ゴールは現状のままでは達成できないものである必要があります。ゴールの世界はスコトーマに囲まれて、リアルには感じられないものなのです。