毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

運動するモチベーションがあがる本☆☆☆

続けられる!大人のrunning (sasaeru文庫 な 2-1)
中野 ジェームズ 修一
成美堂出版
¥550
※以前(2010年1月)に読んだものですが、6月4日の読書日記に合わせてUPしました。

著者の中野ジェームズ修一さんは、クルム伊達公子さんをはじめ多くのトップアスリートや著名人を顧客に持つパーソナル・トレーナーだ。さぞかし厳しいことを書いてあるんだろうな、と思いながら手に取ったが、もともと太っていたというご自身の体験や実は甘いものが大好きだから走っているというエピソードなど、意外に身近に感じられる人だ。

この本は女性向けに書かれていて、タイトルを見るとランニングに特化したように見えるが、実は健康になるための様々な情報がまんべんなく載っている。世間に流布する勘違い知識を訂正したり、様々な部位の筋トレが紹介されていたり、食事に関することにも触れられていて、これ1冊でいろんな知識が得られる。
さらに、読んでいるうちに運動した方がいいなあ、と気持ちを押してくれる本でもある。

パーソナル・トレーナーとはどんな仕事なのか、契約するとどんなことをしてもらえるのかも書いてあるので、お願いしてみたいけど不安、という人にも参考になると思う。

私は「80歳、90歳になっても腕立て伏せ20回2セットができるおばあちゃんに!」という合い言葉でがんばる妙齢の女性たちに刺激を受けた。筋肉は鍛えなければ少しずつ落ちていくのだ。筋トレ、してみようかな。
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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

19世紀ロシアの大脳生理学者セーチェノフの論文より

――右手ばかり使う仕事をして疲労が起こった場合、右手の疲労を早く回復させるには、なにもしないで休んでいるよりも左手を動かした方がはるかによい――
ということです。上肢を使ったら下肢を動かす、脳を使ったら体を動かす、そのような積極的休息が疲れを取り除いてくれる。