毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

基本から応用まで、Twitterがこれ1冊でわかる☆☆☆

正直、ツイッターはもういいよ、と思っていたが、家族が借りてきたこの本が大当たり。初めて「これならツイッターが使えそうだ」と思えた。


著者の横田真俊さんはIT関係のニュースサイトを運営したり、編集のお仕事もされている方だ。
非常にわかりやすく、かゆいところに手が届く内容だと感じた。なぜなら、この本は“とにかくフォロー数/フォロワー数を増やす”こと*1に邁進した結果、(自分にとって)不要な情報だらけになって途方に暮れたり放置した人たちを救ってくれるからだ。少なくとも私は救われたし、ツイッターでできることが初めて見えたと言ってもいいと思う。

そういう、ある程度ツイッターに取り組んだ人にとって役に立つ情報と、まったくのビギナーに必要な情報がこれ1冊で得られるのはありがたい。今年の2月に出た本で、ツイッターの機能や関連サイトの情報などもほぼ最新なので、今読むなら一番いいと思う。新書ではなく、大きめサイズで横書きなのもマニュアルとしては使いやすい*2

この本でも専用クライアント*3を紹介し、勧めているが、逆に私にとってはツイッターの公式サイトも充分使えることがわかったのが大きかった。専用クライアントの導入は、ある程度、基本的な使い方やしくみがわかってからでもいいんじゃないかと思う*4


具体的には

  • リスト機能を使えば、分類したリストごとにつぶやきが見られる
  • フォローしていない人でもリストには登録できる
  • 自分に対するリプライを一覧表示できる
  • プロフィールを検索し、自分がほしい情報を持っている人をフォローできる
  • 公式/非公式リツイートの違い

などが、わかってスッキリしたことだ。

ひたすらフォロー数を増やしていくと、実はあまり読みたくもないつぶやきでタイムラインが埋め尽くされてしまい、本当に読みたいものを見逃してしまう。リストを使って分類することで、そのストレスがなくなったし、目的がはっきりしたので、何人かは*5はアンフォローできた。逆に、検索して興味の近い人をフォローしたり、やっと何かできそうな気がしてきたのはうれしい効果だった。


基本的な機能は第2章を、ちょっと慣れた人は第3章を読むと役に立つはず。ツイッターとまだ積極的に関わっていない人はぜひ読んでみてください。

*1:たいていの解説本はこれを推奨しています

*2:新書だと画面がどうしても小さくなり、ちょっと見づらいところがありました

*3:Twitterクライアントとは、Twitterをより便利に利用するためのツールのこと。Twitterのページ以外からもつぶやきを投稿・閲覧することができ、リプライやRTなどはもちろん、本来のTwitterのページにはない、より充実した機能も揃っています。クライアントには、Webから利用するもの、Web以外から利用するもの、メールで投稿するものなど様々なタイプがあります。――Twitterをもっと便利に!オススメのクライアントはどれ?(PC編)より引用

*4:携帯での使い心地はわかりません。私はメール投稿できて写真もUPできるモバツイを使っています…まだあまり使いこなせていませんが

*5:まったく趣味の合わない、またはどんな人かわからない英語圏の方など