毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

やっぱり結局は「人となり」?

少し前、セミナーで知り合った友人に会ってゆっくり話をする機会があった。
実際に私を知っている人に、このブログの存在を教えることは今までほとんどなかったが、少し前、仕事の方向性を再構築した際に、勧められて仕事のサイトにリンクを貼った。そのおかげで、直接感想を聞けることが増えた。その友人はそんなひとりだ。

この前☆ひとつの評価をつけた本の話題が出た時、コピーライターの仕事に興味もあるし、たとえば同業者の糸井さんの書く文章は好きなのに、何が違うんだろう、とブログに書いたそのままの話になった。
しばらく考えて、私が思いついたこと。それは、
「糸井さんは何でも面白がる人だからじゃないか?」
ということだった。逆にいえば、興味を持ったことについてしか書かない。だからいつもいい感じの文章を書かれているのかも。
あくまで仮説だが、糸井さんはたとえつまらなそうなものや、あまり楽しく感じないものでも、何かしら面白いことを見つけてしまう人なんじゃないだろうか。


そう思っていたら、友人が「結局は“その人”だよね」とバッサリ。でも、納得できた。言ってしまったら身もフタもないかもしれないが。
文章には「人となり」がストレートに出るように思う。小難しい文章を書く人はやっぱり小難しい考え方をしているだろうし、偉そうな人は偉そうな文章になってしまうような気がする。

コピーライターかどうか、はあまり関係ないのだ。たぶん。職業別の文章の傾向はあるが、何をどう書くかはそれとはまた別の話だと思う。


今まであまり意識してこなかったが、このブログを読んでくださっている方には、文章から私がどういう人間か、とっくに見破られているかもしれない。そう思ったらちょっと怖くなった。
今読んでいる山田ズーニーさんの本にも、同じような趣旨の話が出てくる。気をつけよう。