毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

文房具の魅力でやる気スイッチを入れる☆☆☆

もとは『図解 カリスマ家庭教師榎本勝仁の文房具フル活用術』が読みたかったのだが、地元の図書館になかったのでこちらを借りた。すると、これは中学受験用の小学生向けに書かれた本のようだった*1。せっかく借りたので読んでみたら、大人でも使えるヒントがいろいろあった。

付せんや定規などごくごく普通の文房具を斬新なアイデアで使ってみたり、一見勉強とは関係なさそうな名刺ケースを暗記マシーンにしたり、なるほどと思うものがたくさんあった。

さらに、小学生が飽きないよう、楽しく勉強が続けられるアイデアも面白い。間違えた問題のページにふわふわシールを貼ったり、英単語をひたすら書いて覚える時のペンを好きな色のゲルインクボールペンにし、使い切った芯をペン立てに立てて達成感を味わったり。
頭とはさみは使いよう、とよく言ったが、文房具も工夫すればいろんな使い道ができるんだ、というのは新鮮だった。


問題は、この本を読んでせっかく勉強したい気分になったのに、残念ながらこの科目のテストはたぶん受ける機会がないことだ(漢検やTOEICはまた受けるかもしれませんが)。暗記が必要な勉強はたくさんあるので、私も工夫してみよう。

学生や資格試験の勉強をされている方には役に立つ本。それから、お子さんのいらっしゃる方はぜひ読んで教えてあげてください。“小学生の頃こんな本があったらもっと勉強したのに”、と思ったので。

*1:もともと読みたかった方も対象は同じく小学生とその親のようです