毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「自分用タイムカード」作ってみた

先日借りてきた奥野宣之さんの『仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト』。早く読みたいのだが、返却期限が迫っている本が他にあるので、大事にとってある。

ペラペラと目次をめくってみた時に、気になる項目があった。それは、時間管理の“15分刻みのタイムカード”(P174・フォームはP177にあります)。実はこういう表を作ったり記入したりするのが好きなので、興味が湧いてその項目だけ読み、さっそく作ってみた。
というのも、自分は何に時間を使っているのか、きちんと把握できていないのが常日頃悩みだったからだ。これを記入してみたら、何か発見があるかも、と思ってトライ。

なかなか興味深かった。


これをやると、いかに自分がいい加減に時間を使っているかが赤裸々にわかる。とても人様には見せられません…というくらい、リアルな時間の使い方が一目で見られる。

私の場合、パソコンの前にいる時間が異様に長いとか、ちょっとつけてみたテレビの前から動けなくなったりとか*1、睡眠サイクルがあいかわらずおかしいので変な時間に仮眠していたりとか、予想されることはたくさんあった。しかし、もっと驚くような発見があったのだ。


それは、「時間の見積もりが甘い!」と言いますか、すぐできると思っていたことが、意外に時間がかかっているんだ、ということが発覚。これじゃあ時間に追われるはずだ。1時間でこれとこれ、などと計画を立てても、ひとつもやり終えないうちに1時間経っていたりする。当然、計画はだだ遅れになる。


さらに、私には致命的な癖があることもわかった。ひとつのことに集中できず、常に他のことが気になってついそっちもやり始めてしまい、収拾がつかなくなるのだ。いや〜、恐ろしい。これってADHDじゃないの?と今読んでいる脳の本の内容を思い出し、がく然とした*2


数日間続けてみたが、思わぬ副効用もあった。それは、15分または30分で終わらせよう、という“締切効果”が働くこと。タイマーを使えばさらに効果がUP。人は目標を設定すれば、到達したい生き物なのだとよくわかった。
ただ、ずっと続けていると自分に嫌気がさすので、毎日つけなくてもいいと思う。現状を把握したい時にはお勧めです。


読書日記は改めて書くのでお楽しみに。

*1:疲れている時、特に顕著な傾向が…

*2:じっと座っていられても、約束が守れても、ADHDの場合はあるようです