毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

人脈と自分ブランドの作り方☆☆☆

私が衝撃を受けた『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の著者、美崎栄一郎さんの本。また早起き本?と思いながら読んだら、内容はまったく違っていた。


美崎さんがどうやって著書を出すに至ったのか、そのために何をやって来たのかがくわしく書かれている。仕事に追われる生活から朝食会へ出席、その後朝食会を主催し始め、本を出すという目標を立てて“著者を招く朝食会”に方向を変え、少しずつ夢をたぐり寄せていった経過がよくわかる。美崎さんも普通の会社員からスタートしたんだな、と勇気がもらえる。

“朝好きなことをやってみる”が美崎さんが変わるきっかけだったためタイトルに「朝9時」がついているが、中身は朝じゃなくてもできることがたくさんある。
また、帯に「会社の消耗品で終わらないために――」と書いてあるが、会社員でなくても役に立つ。


具体的には、人脈の作り方と自分ブランドの構築方法が素晴らしい。何十万も払うビジネスセミナーと同じか、それ以上の内容が詰まっている。それも、無理なく長続きできる方法だし、取り入れやすい。
特に、「タグ」という概念がわかりやすかった。自分の好きなものや得意なもの、という意味では斎藤孝先生の偏愛マップ*1と考え方は近いが、「タグ」と考えることでもっと使いやすく、使える範囲が広くなる。

最近書かれた本なので、mixiツイッターも含めたいろいろなツールも具体的に出てくるので参考になる。個人の名刺の作り方のポイントも紹介してあるが、名刺にどんなことを求めるのか、何を伝えたいのかという目的をあらかじめしっかり示してあるので、ぶれない名刺の作り方、使い方ができるのも素晴らしい。


華やかなように見える人たちも、実は地味な作業をコツコツやっているんだな、と意外な面を見せてもらい、私もやってみよう、と思えた。
人と繋がりたい、自分の夢を叶えたいと考えるすべての人に読んでもらいたい本。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

好きなことを極めれば、成果を生むことができる(P3)

イチロー選手は、好きな野球を継続することで、結果を出していた。このニュースを見て、自分がやりたいことを後回しにしない習慣を作ることの大切さに気づいたのです。

やるべきことから、やりたいことへ。優先順位を切り替える(P28)

ギブする時には、直接的にリターンを意識してはいけない(P71)

下手にリターンを意識してギブするようになると、恩着せがましくて、相手がリターンをする気にならなくなってしまうからです。

企業としてのブランドは、企業が持っている商品ブランドの集合と考える(P116)

ブランドのコミュニケーション(P118)

自分の興味と相手の興味が合うところを探っていくのがブランドのコミュニケーションです。
自分のキャラクターは相手とつながるために見せるものです。あなたが持っているキャラクターを、状況によってどう組み合わせて相手に出していくのかを意識しましょう。釣りたい魚によって針やエサを変えるのと同じです。

よく知られている言葉を使う(P135)

キーワードを掛け合わせる時には、よく知られている言葉を使うことが重要です。オリジナルの言葉を覚えてもらうためにCMを作ることもできませんから、よく知られている言葉を掛け合わせてユニークな言葉を作るのが相手に覚えてもらうためには一番有効です。

名刺をプレゼンテーションのスライドのように考える(P151)

1枚のスライドで、言いたいことをひとつにするのがスマートでわかりやすいプレゼンです。…私は名刺を1枚のスライドと考えているので、ワンメッセージしか込めないのです。

何度でも名刺を渡す(P183)

覚えてもらうことが自分のやりたいことを加速するための第一歩です。相手の記憶が定かでなければ、名刺を使って、相手の記憶に定着してもらえるように努めます。何度名刺を渡しても、自己紹介してもいいのです。

名刺を見返しても思い出せない相手には誰も連絡を取らない(P189)

残念ながら、出会いの印象を再現できない名刺は、たとえ連絡先が書いてあっても、その後の連絡ツールにはならないのです。

出会いは1回で終わらないと意識する(P193)

はじめのうちは、「なかなかうまくいかないなぁ」とか「お礼のメールを送ったのに返事がないなぁ」といった悩みはつきものです。それでも、続けるのです。何度でも名刺を渡し、自分のタグをアピールし続ける。そうやって、人脈の根を太らせることを、成果を生む人たちはみんな実行してきているのです。

講師に覚えてもらう方法(P217)

講演などの場合は、質問をあらかじめ考えておくのがミソです。
(中略)
手を挙げて質問する人は、講師に覚えてもらいやすいです。
(中略)
最後に手を挙げるのではなく、最初に手を挙げましょう。
(中略)
また、講師にあとでメールを送る場合、この「質問」も自分のタグになります。「最初に○○という質問をした美崎です」のように書けば覚えてもらえます。氏名だけを書いて送ってはいけません。タグを埋め込むことです。あなたとその人しか知らない情報がよいのです。

人と会う時の準備(P219)

前日までにこれだけは必ずやっておきたいのは、会う人の情報を調べること、これにつきます。時間は5分でもOKですし、全員の情報を調べなくてもいいのです。
チャンスと手を結びたいのであれば、きちんと自分のタグを伝え、相手のタグが何なのかを把握しておくことです。

人脈というあぜ道を整備する(P229)

メールや電話などでのやりとりが多くなれば、情報へアクセスする回数が増えるため、道が踏み固められ雑草が除去されていきます。つまり、道が整備されることと同じになるのです。
最初は、余計な枕詞や挨拶を入れるなど雑草を刈り取りながらのコミュニケーションが必要になりますが、関係ができてくると、ストレートに本題から入れるし、話を聞きやすくなるので、情報の入手がより簡単になります。
しかしながら、やりとりを定期的にしていないと山道と同じで雑草が生えてきます。つまり、通りにくい山道になるわけで、そのために、気軽に声をかけにくくなってしまうのです。

*1:適当な紹介サイトがなかったので本のリンクを貼っておきます『偏愛マップ―ビックリするくらい人間関係がうまくいく本 (新潮文庫)』420円