毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

日本経済新聞「春秋」の書き写し始めました

奥野宣之さんが『知的生産ワークアウト』の中で勧めていた新聞1面のコラムの書き写し。思うところあって先週から始めております。


奥野さんが勧めていた理由はもちろん「文章力アップ」。毎日、たとえ出張中でも続けられるから、というのも理由のひとつだったと思う。
日本経済新聞のコラム「春秋」はネットで読むことができ、印刷もできるので新聞を取っていない私でも続けられる。日経は他紙にと比べてもあまりイデオロギー色がなく、ほぼ経済に特化しているのも安心だ。


ただ、私が始めた理由は奥野さんの目的ではなく、築山節先生のこちら。ハイ、ボケ防止です。この本の中に「新聞のコラムを音読して意味を考えたり、手で書き写すとよい」とあったのだ。

頭を使っていないわけではないと思うが、偏っているのかもしれない。それと、やはり毎日きちんと会社に行って働く、という就業パターンではないので、回転数が落ちているような気がする。

とにかく最近ひどいのだ。何か言いかけて忘れたり、さっきまで持っていたものをどこに置いたか忘れたり。
中でも恐ろしいのは、ちゃんとやったつもりがメチャクチャ、ということが続いていること。旅先でおいしいからと買ったりんごジャムを食べようと思い、袋から出したらなぜか桃のジャムだったり、持ち物リストを何度も確認して用意したのに肝心なものを忘れてきたりするので、自分のことが信用できなくなってきた。
これを何とかしたい、というのが一番だ。


さらにもうひとつの理由は、「毎日書くことで字をきれいにしたい」から。普通に生活していたら本当に字を書かない。たまに書くとあまりの汚さにがく然とする。
先週、仕事関連の勉強会に出た。ほとんど口述筆記という内容で、必死にノートを取った。以前はいくら汚くとも、自分では読めたのだが、今回は書いた直後であるにもかかわらず、何を書いてあるのかわからないところがちらほら…(ちなみに、講師は同じです)。

これではいけないと思い、毎日何か書こうと思った時に奥野さんお勧めの「春秋」を思い出したのだ。これを続けて文章力が上がるかどうかはちょっとわからない*1

以前購入していたコクヨの「東大生ノート(正しくはドット入り罫線ノート)」も使えるし、ちょうどよかった、と始めて数日。文字はだいぶしっかりしてきた。このノートを書き終える頃には、始めの方のページを見て「この字は何?」と大笑いできればいいな、と思う。
さらに、頭の状態も笑い話にできるといいのですが…。

*1:奥野さんは毎日、文章を分解して理解する作業をされているそうですが、私はそれをしていません。それに、以前読んだ『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』では「新聞のコラムは論理的に書かれていないので文章の参考にならない」という旨のことが書かれていたのが非常に印象的だったので、そちらはあまり期待していません…