毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

食材を知っておいしく食べられる☆☆☆

今日明日はいつもと毛色の違う、食べもの関係の本をご紹介します。
こちらも奥野宣之さんの『知的生産ワークアウト』で紹介されていたもの。文庫本なのにオールカラー。
以前、“料理の基礎事典”のような本を持っていたことがあるが、本棚から出すのも大変なくらい大きくて重かった。それに比べてこの本は持ち運びできるのに内容はまったく遜色がない。画期的な事典だと思う。

これなら、レストランで聞いたこともない食材が出てきた時にこっそり調べられるし、切り身でしか見たことがない魚や、刻んだハーブの植物としての形を簡単に知ることもできる。読みものとして順番に読んでも面白い。うんちく系の話が好きな人には最高のネタ本になるのではないだろうか。


難点は、初版が1995年と古いこと。私が買ったものは2007年版だが、出版当時には日本にはなかったものもかなり増えていると思う。それと、せっかく欄外に価格の目安が表示されているのだが、こちらも99年のデータなのでちょっと信頼度が落ちる。ぜひ最新版を作ってほしい。

専門家でもなければ今でも価格以外は充分使える本だ。知識と教養を深めるためにも、1冊持っておくと楽しめると思う。うんちくを語りすぎて煙たがられないようにご注意ください。
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