毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

魂の声に耳を澄ませる☆☆☆

リアリティ・トランサーフィンシリーズの第2弾。今回はさらに、望みを実現するためにどうするか、という具体的な話が展開されている。
リアリティ・トランサーフィン(1)の読書日記はこちら


例によって簡単に説明できるような内容ではないので、ここでは詳しく紹介できないが、読んで「ううむ」とうなってしまった。望み通りの人生を送るには、またはほしいものを手に入れるには、逆説的だが“望んだり欲したりしない”こと。“欲せず、意図すること”が大切なのだという。

さらに、意図にも外的意図と内的意図の2種類があり、このふたつが揃っていなければ実現しない。このふたつが揃うとあっさり現実のものになるのだが、それが最もわかりやすいのが「ネガティブなことを考えた時ほど叶いやすい」ことだ。


この本でも、具体例やたとえ話などを挙げてとてもていねいに説明されている。訳も可能な限りしっかりした日本語にされていると思う。それでも、やはりあまりに荒唐無稽な話なのでなかなか進まなかった。理解できない、というよりも自分が受け入れるのに時間がかかったのだろう。

1冊目でも感じたが、この本ではさらに他の説や概念と共通する部分が出てくる。たとえば、コンフォートゾーンの考え方も出てくるし*1、自分で変えようとせず、ただそうなった状態を受け取ることを意図する、というのは成功法則などでよく言われているものだ。

中でも興味深かったのは、理性と魂は別のものであり、魂が「いいえ」と言っていたら断った方がいいというシンプルな考え方だ。魂の答を聞くのはむずかしそうだが、著者に言わせれば意識していればすぐわかるようになるそうだ。


まだまだ自分の中で消化できていない部分も多いが、やはりこの本は本物だ、という感覚が強い。こういうジャンルの本は好みが分かれると思うが、いわゆる“成功法則”と呼ばれるものに興味がある人にはぜひ読んでほしい本。目の前が開けます。

*1:この本では「快適域」と呼ばれています