毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

リアルリッチになるための習慣10☆☆

※リアルリッチ=身も心も豊かな人


出版された直後、たまたま書店で見かけて気になり、衝動的に買った本。時間のある時に読もう、と思って積ん読のまま1年以上が経過。10分間リーディングの記念すべき1冊目に読んでみた。身も心もリッチになるための種まきの方法が116も載っている*1、なかなか面白い本だった。


私が選んだタイトルは「リアルリッチになるための習慣8」。はじめは8だったのが9になり、実際にメモを取った時に結局10個になった。そのくらい簡単にできて、持続可能で、変化が期待できるものがたくさんあったのだ。10に絞り込むのに苦労した。


著者はNLPセミナーなどを行う会社を経営している人で、長年お金持ちの習慣を研究してきたそうだ。その成果を集めたのがこの本。いずれも著者が実際にやってみていい、と思ったものばかりなので、ひとつでもふたつでも取り入れてみると人生が好転しそうだ。

いろんなところで目にしたことも多かったが、私が選んだのは「他で見たことがない」「簡単にできる」そして「なるほど、と納得できたもの」。
人によって心に響くものはきっと違うはず。興味を持たれた方はぜひ手にとって読んでみてください。116個も載っているので、ひとつひとつが短く、読みやすくなっています。
私のアクション:水を使うたびに感謝する

1.毎朝、鏡を磨いて笑顔をつくる(P34)

鏡を磨くというのは、実は「自分の顔を磨く」ことにもなる。
ついでに、鏡を磨きながらニッコリと笑顔をつくると格段に気持ちよくなる。

2.何事も「うやむや」にしない(P70)

贈り物をもらったら、その日のうちにお礼の手紙を書いたり電話をしたりする。
また会いたいと思っている人には、「次はいつ会いましょうか」といって、具体的な日にちを決めてしまう。
支払いもできるだけキャッシュにすると、お金との関係が「うやむや」にならない。

3.お金に対する「リスペクト」をしっかり持つ(P78)

今、自分の手元にあるお札や小銭そのものに対して、敬意を持って、大切に、ていねいに扱うこと。
お札の向きを揃える。
お札を領収書やレシートなどとごちゃ混ぜにして入れない。
お札や小銭が気持ちよく収まっていられるように、中身を整理・整頓して、いつも財布をきれいな状態にしておくこと。

4.どんなものを身につけるかより、身につけてどんな感情になれるかが大事(P83)

自分にとって高級なものであればいい。
つまり、靴も時計も、金額だけでなく、金額と感情のバランスを考えて選ぶことが大事。いかに心地よく、自信を持って身につけられるかを考える。
愛情を持って、きちんと手入れされた洋服を着る。

5.よく使う時計は4分進めておく(P98)

絶対に遅刻しなくなる。早く着くと気持ちにゆとりができるし、4分あればちょっとしたことができる。
5分でも3分でもなく、4分がちょうどよい。
3分だと何かをするには短すぎ、5分以上時計を早めてしまうと、早めていることに慣れてしまい、逆算して時計を読んでしまうが、4分だと意外にそうならない。

6.エレベーターの「閉」ボタンを押さない(P146)

リアル・リッチはちょっとした動作、仕草にゆとりがある。別れ際のお辞儀、ドアの閉め方、何かを手渡す時など、ひとつひとつの所作が実にていねいで美しい。
気持ちのゆとりを持つために、「閉」ボタンを押すのをがまんしてみる。

7.金曜日の夜は、自分にアポを入れる(P165)

著者の知人(芸能人で実業家)に
「金曜日の夜は、大好物の『王将』の餃子を買って帰り、家で焼いて食べると決めています」
という人がいるそうだ。この予定を最優先し、飲み会などの誘いがあっても「予定が入っているから」と断るのだとか。
「業界柄、金曜日の夜に飲むと、明け方まで飲んでしまう場合が多い。そうなると土曜日が使えなくなり時間がもったいないから」
というのが彼の理由。

8.「なんとなく」をやめる(P168)

何かを買う時、自分にとって本当にそれが必要か、世間一般の考えに影響されているだけではないか、を考える。
「なんとなく」をやめるということは、自分の価値観を探る作業でもある。自分の価値観が定まってくれば、無駄遣いが減り、自分にとって何が豊かなのかが、だんだんわかってくる。

9.「すみません」より「ありがとう」「ごめんなさい」(P198)

「すみません」は便利な言葉だが、もとは「(気持ちが)済みません」であり、「(心が)澄みません」なのでどこか罪を抱え続けるような感覚があり、言われた相手にも負荷を感じさせてしまう。
できるだけ「すみません」は使わず、「ありがとう」「ごめんなさい」などに言い換えてみる。

10.水を使うたびに感謝する(P251)

日本にいると、水のありがたさに気づきにくいが、当たり前のように使っている水は、決して当たり前ではなく、大きな感謝に値するもの。
また、1日の感謝は多ければ多いほどよい、というのが著者の考え。つまり、水を使うたびに感謝するという習慣を持てば、必然的に1日の感謝の回数が増える。

*1:タイトルとは違い、朝以外にできることもいろいろあります