ブログのアクセス解析を時々見るのだが、意外に根強い人気なのが「粗食」。幕内秀夫さんの本を続けて2冊読み、レシピ本を紹介したからだと思う。近々幕内さんの新しい本を読む予定なので、私が何を取り入れてどう変わったか、簡単にメモしてみる。
粗食を意識する前から、以前病気をしたこともあり和食中心の食事はしていた。もともと雑穀も食べていた。しかし、本の内容を取り入れて一番大きく変わったのは「睡眠サイクルが正常化した」「元気になった」ことだろうか。
昔からこのブログを読んでくださっている方は、覚えていらっしゃるかもしれない。粗食の前まで、“世界一美しくやせるダイエット”なるものに取り組んでいた*1。確かにやせたし、胃も小さくなった。しかし、食べていいとされる量がかなり少ないので、何年もこれを持続するには強い意志がいると思う。モデルや女優さんなど、見られる仕事の人ならプロ意識で続けられるかもしれないが、だんだん疲れてきていた。
そこに家族が幕内さんの本を借りてきたので私も読んでみた。ガチガチではないところが気に入った。何しろ、煙草やアルコール、甘いものも心の栄養素だから少しはOK、というゆるさ。甘いものは食事をしっかり摂ったあとなら食べていい、というのでホッとした。
日本で昔から食べられていた食生活にできるだけ戻る、というのは受け入れやすかった。長年これを続けてきた人たちが今の高齢者だ、というのも説得力があった*2。問題は、さまざまな誘惑をどう退けるか。
外食では好きなものを食べる。お肉も以前よりは減ったが、本に書いてあるほど減らしていない。気をつけているのは調味料くらいだろうか。しょうゆ、塩、味噌、みりん、砂糖などはいいものを使うようにした。だしの素を使っていたのが、できるだけ自然な方がいいというのでいりこやかつお節をミルで粉にしてみそ汁に入れるようにした*3。
幕内さんが「マヨケソ」と呼ぶ、身体に悪い調味料(マヨネーズ、ケチャップ、ソース)はほとんど使わなくなった。それから、あれだけパン党だった私が、できるだけごはんを食べるようにした結果、パンは週に1回食べるかどうかくらいに減ったのが一番大きいかもしれない。
特につらいと思うようなこともないのに、ずいぶん体力がつき、元気になったと思う。体重はほぼ戻りましたけどね*4。
睡眠障害を経験した方はよくわかると思うが、ちゃんと寝られるのはものすごく大きい。ごはんを食べるだけでここまで健康になるのか、と驚いた。もちろん個人差はあると思うが、何を食べるかはこんなに影響が大きいのだ。
これでやせました、となったらさらにいいが、ジョギングできる体力がついたのでまあいいことにしよう*5。
新しい本を読んだらまた発見があるかもしれない。読書日記は近々UP予定です。
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