■10分間リーディング
すべてを10分で読んでしまうのはもったいない、と思うので使い分けている。これは10分で読めればいいや、という本を選び、目次やまえがき、あとがきなどを読んでざっと概要をつかんでからタイマーをかけて読むのだが、なかなか1回(=10分間)で読み終われない。たいてい3回タイマーをかけるので、結果的に今のゴールは「30分間」になってしまっている。
つまり、自分の中で「さすがに30分以上かかるのはまずいよ」というゴールができているのだ。
鹿田尚樹さんが書かれていたように、「1冊の本にひとつ、素晴らしい文を見つける」つもりで読めば10分で読めるのだろう。まだまだそぎ落としが足りない、ということだと思う。もったいなくてあちこち見てしまうと、やはり10分では終われなくなる。
今までも30分で読み終わることはほとんどなかったので、これでも充分短縮にはなっているが、身の回りのものだってあれだけ減らしているのだ、読んで受け取るものを絞り込むこともできるはず。
いきなり10分がむずかしければ、20分を目標にしてみよう。